弥栄-いやさかの会

日本人らしい生き方を取り戻すために、福島に麻を植えよう-スピリチュアル社会学【いやさかの会】

スピリチュアル社会学

スピリチュアル社会学

スピリチュアルとは生活すること。私たちが三次元と認識しているこの世に生きていること自体が、すでにスピリチュアルな状態です。この現実社会をしっかりと生きることで、人は霊的にも成長していきます。

日本人らしい生き方を取り戻すために、福島に麻を植えよう

子供時代の私は福島の農村に住んでいた。
当時の福島には家族的なコミュニティが残っていて、自分の田畑で採れた作物やその作物で作った惣菜をお互いにおすそ分けし合ったり、経済的に貧しい者がいれば自宅の離れをタダに近い家賃で貸したりという文化があった。
また、今のようにモンスターペアレントなどいない時代だったから、小学校の先生と言えば地域の人々に尊敬される対象であった。

食事

当時のこんな記憶がある。担任の先生が「米ばかり食べていると体が弱くなるから、なるべく麦を食べたほうがいい」と、教室で大真面目に私たち児童に話したのである。
その小学校があったのは田んぼのど真ん中。通ってくる子供の大半は稲作農家の子である。つまり、子供たちは尊敬する学校の先生に自分の親の職業を否定されたのである。
当時アメリカでは家畜に食べさせる小麦が大量に余っており、それを日本に売り込んできていた。学校給食の主食は小麦で作ったパンか麺類であり、今のような米飯は全く出されていなかった。
日本の農家の生活が経済的に苦しくなり、専業農家が減って核家族化が進行し、村の良きコミュニティが崩壊していく過渡期の話だ。

当時はこれ以外にも、食に関する様々なおかしな常識が飛び交っていた。例えば、日本人はタンパク質が足りないから、動物性食品をもっと多く食べるべきだというのもそうだ。石油から造られた人造肉まで登場し、それが学校給食に出されていたこともある。
これが、日本がアメリカの小麦戦略と石油戦略の強い影響下に置かれ、洗脳された日本人が今までの生活様式を捨てて急速に欧米人化していった経緯である。

近年になってようやく国内で和食の良さを見直す気運が高まってきているが、未だに解かれていないのが石油戦略による呪縛である。
戦前の日本では、産業用や薬の原料として大麻草の栽培が国家によって奨励されていた。もし昔のように大麻草が広く活用されるようになれば、農薬を必要としない植物で作られた良質の糸が安く生産されるようになるから化学繊維や綿の需要が落ちる。さらに大麻草は食品にも燃料にも住宅建材にも利用できるから、日本は生活必需品原料の国内自給率が高まるであろう。

あの福島は今、やはり同じ国の戦略によって建設された原発による大きな苦悩を抱えているのだ。

福島県の県民性は保守的だと言う。インターネットの普及率も全国でワーストランクに入る。しかしそれは、逆に言えば、地縁が強く血の通った人付き合いを大切にしてきた人々であるということだ。
日本人が日本人らしい生き方を取り戻す運動を福島から始めよう。
そのために福島を大麻栽培特区にして、日本人らしい産業で福島の経済を復興させよう。

取り戻そう、日本の心を。-大麻の国、日本
http://rising.ooasa.jp/

(やしろたかひろ)

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