精神世界は現実社会に落とし込んでこそ本物!共生社会を共同建設する「イヤサカの会」のスピリチュアルブログです。

5次元世界にも光と闇はあるが、私たちとはその捉え方が違う

5次元世界にも光と闇はあるが、私たちとはその捉え方が違う

次元の撹拌

ひとつの節目と言われた2012年、私があるチャネラーから言われた事がありました。
それは、これからの私に残されている大切な仕事は、3次元と4次元と5次元を思いっ切りかき混ぜることだ、という話です。
それを聞いた当時は、自分はUFOの操縦士にでもなるのかな?(笑)などとロマンチックに考えていたのですが、自分が今やっていることがまさにそれであったことを認識しています。

私は昨年後半から今年に掛けて、歴史・宗教(カルト)・政治・経済といった3次元世界で繰り広げられている泥臭い社会現象について、このブログの中でトコトン取り上げてきました。
その過程で「スピリチュアルなのになぜ政治?」と質問を受けたこともありましたが、私の目指すところは現実世界と精神世界、3次元と5次元との融合だったのです。
過去に政治学という究極的に泥臭い学問を学んできた私が、今はスピリチュアルにフォーカスしていることに特別な意義があると自己認識しています。私は今、次元の撹拌中です。

光と闇が戦う世界が3次元で、闇が去って光だけになる世界が5次元であると考えている人が多いのですが、そのような考え方は大きな危険性を孕んでいると私は感じています。
なぜならそれは、3次元的なものを嫌悪して破壊していけば自然に5次元の理想世界へ移行するという、カルト宗教的な思想を産み出し兼ねないからです。

  • 光と闇は戦っていません。

中山康直さんが講座の中でおっしゃった、この言葉を何度も引用させていただきます。
光も闇も、双方ともに「愛」であり、善悪とは関係ありません。

有害な食品添加物や、環境汚染や、戦争、犯罪は、私たちの意識を成長させるために存在しています。
それらの問題が無くなれば、世の中から完全に問題が無くなるかというと、そうではありません。
私たちが「問題」と呼んでいる現象がもし一切無くなったとしたら、私たちは進歩する機会を失います。私たちに進歩し続ける意欲がある限り、問題はまた起こってくれるのです。
問題をただ問題ととらえて嫌悪するだけではなく、それらを改善するためのアイデアを出していくことによって私たちは成長していきます。
問題と言うよりも、課題や宿題やテーマと言ったほうがいいですね。

陰陽

また、いかにも光と闇が戦っているように見せている現象は、実は、光と闇は戦っていないことを私たちに気づかせるために存在しています。

例えば、今年は、日本人が民衆レベルで二つに割れる大きな対立がありました。
安保法案が戦争法案だと考えていた人たちから見たら賛成派が闇に見えたでしょうし、逆に、平和のために必要だと考えていた人たちから見たら反対派が闇に見えたでしょう。
すべて、自分というフレームを通してそのように見えていたのです。
いずれの人たちも、戦争をしたくない、平和を望んでいたという意味から言えば、そもそもこれは光と闇との対立では無かったと言えます。

この問題が私たちに教えていたことは、目的が同じなのに対立するというようなおかしな社会を終わらせる時期が到来している事であり、そして、ただ批判したり反対するだけでそれに代わるアイデアを出さければ人類は進歩しないという教訓でした。今回の件では与党も支持率を落としましたが、対案を出さなかった野党も支持率を上げることが出来ませんでした。


自分のアイデアを出すためには、その問題についてよく勉強することが必要です。それが、地球に降り立った私たちの3次元ワークになります。
威厳のある人や地位のある人の、感情に支配された理論的根拠に乏しい意見を聴いて、それだけを信じて判断することは宗教に近い行為であって、勉強ではありません。
理論的に勉強することによって、その問題がどのような経緯でなぜ起きたのか、その問題を改善するための技術と手順は何か…などを理解すると、問題の性質が変わります。
そうすると、様々な現象をポジティブに捉えることが出来るようになってきます。
すなわち、3次元ワークに真摯に取り組むことによって、現状を否定(嫌悪)して改善するというレベルを卒業して、肯定しながら改善するという5次元レベルの思考頭脳へ移行するのです。

  • シンクロニシティは、ハイヤーマインド(宇宙の叡智につながる自分の高い意識)とフィジカルマインド(顕在意識、思考、理論的に考えること)の2つのバランスがとれている時に起こります。…バシャール

本来は、光も闇もありません。比較対象するものがあって初めて、私たち人間の頭がそれを光や闇として認識するのです。
したがって、人間が居る限り5次元の世界にも光と闇があります。しかし、人間の意識が進化した世界には二極対立がありません。私たちが問題と呼んでいる現象を、不安や恐怖として捉える人々が居ないからです。問題自体の性質が変わるのです。

(やしろたかひろ) 



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