精神世界は現実社会に落とし込んでこそ本物!共生社会を共同建設する「イヤサカの会」のスピリチュアルブログです。

天使と悪魔、愛と怒りと大予言

天使と悪魔、愛と怒りと大予言

世界中で、日本で、身近な所で、そして自分自身の中で、今年ほど人間の感情が乱れ飛んだ年はなかったように思う。
ことにマスメディアから拡散され続けた「怒り」の感情。
メディアから大衆へ、一方的に価値観が垂れ流される。怒りを促すマインドコントロール。それがムーブメントになる。
怒りの感情に伴って、人々の思考の中に生まれてくるのがネガティブな大予言。
それらは、人間が行う善と悪の判断から発生する。

天使と悪魔

病原菌は悪魔だろうか? 
放射能は悪魔だろうか?

20憶年前、地球上に増えてきた酸素という物質は、当時の生物たちにとって猛毒の悪魔だった。
その時、酸素を利用してエネルギーを取り出すミトコンドリアが現れた。
彼らが生物に寄生したことによって、我々は今、逆に酸素が無いと生きていけない生物として地球上に存在している。

全く同じ対象物。ある人はそこに天使の姿を見る。しかし、別のある人はそこに悪魔の姿を見る。
すなわち、天使も悪魔も、個々の人間の感情や都合が創り出している虚像に過ぎないものであって、実態が無いのだ。

善悪のジャッジをしてはいけない、そもそも天使も悪魔も無いのだから
……それをわかっちゃいるけどやめられないのが人間の性



人間がどうしても抑制することの出来ない、白と黒の思考回路。
そして、自分自身が今、物事を悪と見做して否定することを否定しているという大きな矛盾。
これらの問題をどう解消するか? その方法を考えた。
自分の目の前で起きている現象を、善と悪に分けることをやめて、その代わり好きと嫌いで分けるのだ。これしかない。

善と悪は、その判断を他人と共有したい、あるいは他人に押し付けたいという思いが込められた観念だ。
好きと嫌いは、自分だけの固有の感情だから、他人と共有すべきものではない。個人の自由に基づいている。


他人を故意に傷つける事はしないほうがいいだろう。それが悪だからではなく、そういう事が嫌いな人が多いからだ。
しかし、時によっては、他人と戦う事が人々から賞賛されるようなこともある。
そういう場合の判断基準は、「その対象となる相手に対して、愛があるかどうか?」だろう。

ネガティブな予言も、ポジティブな予言も、その予言をした者に対してのみ現実になるだろう。
自分の思考が現象化する個別の世界、パラレルワールドがこれから加速するからである。

(やしろたかひろ) 





ヘンプ&スピリチュアルショッピング


最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional