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【反転の日本】平和を求めて争うな!安保法制論争・憲法改正論争に仕組まれたトリック

【反転の日本】平和を求めて争うな!安保法制論争・憲法改正論争に仕組まれたトリック

Mr.都市伝説・関暁夫



今、このような動画がネットで拡散されています。

テレビ東京「やりすぎコージー」にレギュラー出演し、「信じるか信じないかはあなた次第です」の名文句で知られているMr.都市伝説・関暁夫氏が、2014年にニコ生で行ったフリートークを誰かがユーチューブに上げたもののようです。



かなり意味深長な内容を含んでいます。
関暁夫氏が発言している内容を要約するとこのようになります。

一番大事なことは、自分で危機管理能力を持つことです。
表の情報もあり、その裏の情報も垣間見れるのが今の時代であり、しかし、自由に見ているようで、実は規制されたものを鵜呑みにしていまいがちな時代でもある。
ごまんとある情報の中で、両極端をきちんと見て、自分の真ん中の目で何をとらえるかが求められる。そのために個というのが確立されなければならない時代です。
2018年は「破壊の後の再生」の年となります。それまでに各自、塔を立て進んでいかなければならない。
真っ当なものが勝ちます。ピュアなものだけが残ります。
あとは変化を受け入れるということの必然性を捉えることです。



この中で関暁夫氏は、2013年に新時代のゲートが開いており、2018年が「破壊の後の再生」の年になると言っています。
ということは、2013年から2017年までの5年間は、「再生の前の破壊」の時期ということになります。
その間に各々が変化に対応できる自分を確立し、相反するような情報が氾濫している今の時代を正しくとらえる能力の重要性を訴えています。
それらのキーワードは「変化を受け入れること」。
この動画にはありませんが、彼は次のような発言もしていたようです。

2013年からは、冷静な思考を持ち変化を受け入れる能力の高いポジティブな意識の人たちのグループと、変化を受け入れることの出来ないネガティブな意識の人たちのグループとに分かれ、その双方は交わることが出来なくなるだろう。


バシャール

すなわち、ポジティブとネガティブ、変化を受け入れる人と受け入れない人との二極分化がすでに始まっているということになります。
そういえば、バシャールのメッセージの中にも2015年から2016年の間に人々がポジティブとネガティブとに決定的に分かれ、それが2017年以降に各々が進む道を決めるとありました。

そして、この動画が収録された翌年にあたる2015年の日本人に送るメッセージとして、関氏は次のように言っていました。

2015年、絶対的なキーワードは
『平和を求めて争うな、感情論では絶対に発するな』である。


シールズ

2015年といえば何が起きたでしょうか? 
―― そうです。安保法制をめぐる騒動でした。

国論が二分し、まさに、容認派も反対派も「平和を求める」という同じ意識を持ちながら対立する出来事になりました。
容認派は「日本がどこの国に戦争を仕掛けると言うのだ」と主張し、反対派は「日本がどこの国から戦争を仕掛けられると言うのだ」と主張。表と裏の議論で真っ向から対立しました。
その対立は、憲法論争とも絡み合って今でも続いています。

現代の対立は、右と左の対立ではありません。
改革をしようとするグループと、現状を維持しようとするグループとの対立です。
後者に関して言えば、安心のために変化を好まない大衆と、自分たちの利益を守るために変化を好まない巨大利権の意向とが結びついてひとつのグループになっていることがあります。ここにひとつのトリックがあるのです。


安保法制が生まれた背景には、日米安保条約があります。

日米安保条約とは、日本が敗戦したことで連合国側との間で締結されたサンフランシスコ平和条約に基づき、日本にアメリカ軍が駐留することなどを定めたものです。
その後日米安保条約は、アメリカが日本を軍事的に防衛する(しかし日本の自衛隊はアメリカを助けない)ことに対する交換条件として、日本政府は経済・外交・その他すべての政治判断において未来永劫アメリカに追従するという暗黙の契約が含まれるものになっていきます。
当時は、軍事的にも政治的にも国際的な立場的にも、日本とアメリカとの間には天と地ほどの力の差があったため、やむおえないことでした。

世界最強の軍事力を持っていた米軍が日本に基地を置き周辺諸国に睨みをきかせることによって、日本の平和は長い間保たれることにはなりました。
しかし、その一方で、戦後日本の歴代政権は一貫してアメリカの意向に逆らうことが出来ない屈辱的なものとなりました。
日本のこのような状況に皮肉を込めて「アメリカのポチ」「アメポチ」などと言われるようになりました。

アメリカのポチ



現実には、アメリカが日本を手玉に取る手段は日米安保条約だけではなかったのですが、そのことにまで触れてしまうと陰謀論になってしまうのでここではやめておきます。
ともかくも、これが日本の戦後体制(戦後レジーム)です。

昨年に与党の賛成多数で国会で成立した安保法制とは、近年になってアメリカの国力衰退という情勢の変化が生じ米軍が東アジアの兵力を徐々に削減するという動きを見せたことなどを機に、これまでの戦後体制からの脱却を目指して日本とアメリカの立場を対等な関係に戻すことを目的に行われたもの。すなわち日本がアメリカから真の国家主権を取り戻すための改革でした。
もちろん、これ自体もアメリカの同意が無ければ出来なかったわけですが、アメリカにも今はそれだけの弱味が生じてきているということになります。

シールズ

さて、ようやく自民党が自ら変わろうとして安保法案を提出した時、民主(現:民進)・共産・社民の3党はどのような対応をしたでしょうか?
その法案に反対して代案を出さないという、全く不可解な対応を取ったのです。
さらに、代案を出さないまま3党の幹部たちが手を取りあってSEALDsのデモの中に入って行ったのです。


これが何を意味するのかというと・・・
『野党3党は、戦後体制の維持継続を望んだ』ということです。

すなわち・・・表が裏であり、裏が表である。
自民党は、実はアメリカが大嫌いで、日本が真にアメリカから独立が出来ることを望んでいる政党だった。
野党3党は、実はアメリカが大好きで、日本がアメリカに追従する政策、つまりアメポチ政策を継続することを望んでいる政党だった。
これが、安保法制で明らかになった意外な日本政界の真実だったのです。

このように、今の日本では反転現象が起きています。
日本を改革しようとしているのが保守と言われる自民党などであり、変化を嫌って戦後体制を固持しようとしているのが革新と言われる野党3党です。
山本太郎氏に至っては、日本政府のアメリカ追従を批判しながら安保法制に反対して代案を出さないという完全な矛盾があり、彼の軸がいったいどこにあるのか不明です。

日本がイラク戦争に加担したことや、アーミテージ・ナイ・レポートの存在、民主党政権時に決められたTPP参加などはすべて、戦後体制という仕組みの中で必然的に行われてきたものです。
自民党は長い間政権を取ってきたからこそ、アメリカの戦略の中に日本が雁字搦めにされ続けた苦汁を直に味わってきたのであり、今はそこから脱却する方法を模索中なのだと思われます。

日米安保条約反対

昭和の半ばに起きた日米安保条約反対デモは、変化を望む民衆が起こしたものでした。
その後、彼らの一部が共産主義思想を強めて連合赤軍などを組織しました。

安保法制反対

安保法制反対デモは変化を望まない民衆が起こしたものでした。彼らは右翼でも左翼でもありません。この時に「パヨク」(意味: 言ってることとやってることが矛盾している迷惑な人たち)という新しい言葉が生まれました。
変化に対する怖れの感情だけが先行して、己の軸がはっきりしない人々であるように感じられます。みんなでお祭り騒ぎをすれば怖くない? 

憲法についても同様です。

日本国憲法はアメリカに押し付けられたものではない、という主張もあります。
しかし、GHQの占領下にあった時代に制定されたものがGHQの意向が全く入っていないということはありえないのです。あの頃は、すべてGHQの検閲を受けないと日本政府は何も出来なかった時代なのですから。
したがって、憲法もまた戦後体制の一つであり、ピュアに日本人だけで作った憲法に変えたいというのが今の自民党の考えなのでしょう。これは現行憲法の内容が良い悪いという問題ではなくマインドの問題です。

ただし、法学部出身でもある私は個人的に武田邦彦理論に同意していて、現行憲法第9条は自衛隊の設置を認めていないと解しており、そこが現実と矛盾していると考えています。憲法を変えないのならば自衛隊を廃止しなければなりません。

憲法はこれから様々な案が出される段階でまだ何も決まっていないはずなのですが、変化を求めない人たちは「自民党の憲法草案からは基本的人権が削除されている」といったようなウソの情報を流す工作をしてまで改憲を阻止しようとしています。
ユーチューブには、辞めた元議員や異端の若手議員の発言を集めて「自民党の中枢を牛耳る人たちの改憲に関する恐ろしい発言」という内容の工作動画も流れています。
自民党の谷垣草案は、私が読む限り基本的人権も国民主権も平和主義も削除されておりません。

ただ、それが現行憲法と違うところは、「和」や「共に助け合う」といった日本古来の精神文化の復活を強調したものであるということです。

縄文時代

私たちが幸福であるために、国体や国家や国境はあまり重要ではありません。
重要なのは縄文時代から続いてきた日本人の精神文化です。私たちはこの部分に自分のマインドの軸を置いて生きていかないと、CIAや国際金融資本というネガティブなグローバリストたちの意のままにされてしまいます。

各党の政策や党首の主張を比較して読んでいると、分かることがあります。
自民、日本のこころ、新党改革といった保守系政党に共通していることがあります。それは日本人としての心のあり方にフォーカスしているということです。政策の中に日本古来のスピリチュアリティーが厳然として存在しているのです。
ひたすら「愛」という言葉を繰り返している無所属の某候補者がいますが、あれはキリスト教思想です。日本古来のスピリチュアリティーは日々の生活の中から生まれたものなので、ただ言葉で飾るだけではなく現実に落とし込めるビジョンを備えています。

憲法草案

現行の日本国憲法にはそういう日本人としての心のあり方が削除されているが、谷垣草案にはそれが組み入れられている。
しかし、今の日本には「和を以て貴しと為す」といったような精神やアイデンティティーの話をすると、右翼思想だ日本会議だと言って拒否反応を起こす人たちが存在しています。

「自衛隊」が「国防軍」に名称変更されている?
そもそも現行憲法には「自衛隊」という名称すら出てきません。「自衛隊」という名称は1950年にGHQのポツダム政令の一つとして設置された「警察予備隊」の名残りです。日本国憲法は防衛目的であっても軍隊を持つことを一切禁止している(少なくとも当時の憲法解釈はそうだった)ので、組織の目的を曖昧にするために「警察予備隊」「自衛隊」というおかしな名称が付いたのです。


関氏のこの言葉が、今私たちに最も重要な時です。

各自、塔を立てるんです。人任せにしちゃいけない。自分で時代をちゃんと読み取った上で行動する。
日本人だからメッセージが出せるんです。選ばれた民族として誇りを持ってプライドは捨てなきゃいけない。いらないプライドがあるから人と会話できないんです。
(今の日本人は)そもそも外来語にやられちゃって、自分の中のフィールドを消している。
この国に生まれてきたことを誇りに思いなさい。そしてこの国が生じていることに対して真っ当に生きなさい。

各々が自立して自分の頭で考えること、日本人が日本人らしく生きること、日本という国が大和の国らしくあること。そのために今は変化を恐れないこと。
そのような軸を立てることが、これからの国際社会の中で、日本がアメリカとだけではなくあらゆる国とうまく渡り合っていけるようになるポイントなのではないでしょうか。
そしてそれが出来た時に初めて、日本は本当の意味でアメリカとも和解することが出来るのです。

果たして、そういう変化をすることを拒否し続けている野党3党や官僚組織などの背後には、どういうトリックが働いているのでしょうか?
そこを見抜いている青山繁晴氏が、今回の参議院選挙戦に自民党から出馬しています。

※アメリカ追従や官僚政治に反対してきた青山繁晴氏が自民党から参議院選出馬
http://y-iyasaka.sblo.jp/article/175830059.html


変える

大麻取締法もGHQの方針に基づいて制定されたものです。縄文時代から続いてきた日本人の心を骨抜きにする意図が込められている典型的な法律です。
この問題も、変化を望まず融通の利かない官僚組織の体質がこれまで大きなネックになってきました。

そこで、今回の参議院選に医療大麻の研究推進を公約に掲げて立候補したのが高樹沙耶さんです。

※高樹沙耶さん、医療用大麻の研究推進で2016参議院選出馬!
https://www.hemp.jp/index.php?takagisaya_01


誰かが言っています。医療大麻は利権まみれになると。

例えば、日本国内では医療大麻の研究がいつまでも認められず、そうしているうちに海外の製薬会社がすべての特許と利権を独占して、ある日突然に海外から日本へ高額な医療大麻が入ってくるというような可能性もあるかもしれません。

だから――

  荒井広幸

過去にこういう主張してきた新党改革が、大麻でそのような事態が起こることを阻止しようとしているのです。


そして――
大麻取締法の改正によって世の中の大転換を求めている高樹沙耶さんの所属政党が、変化を求めない民進や社民や共産であってはなりませんでした。
また、軸が完全にブレている山本太郎の会であってもなりませんでした。
無所属では何もできない。
だから新党改革だったのです。
高樹沙耶さんがなぜ新党改革?という疑問や批判の声を聞いていますが、これが私の答えです。

関

今は変化を受け入れるべき時代です。
もっと正確に言えば、各々が自ら変化していくべき時代です。
変化をしないほうが楽であることは確かですが、そこには人類の進歩がありません。
私たちは自ら変化をしながら、世界が良い意味でひとつになる新しい時代のグローバルに対応していかなければなりません。

関氏はこのようにまとめています。

再生に向けて自分がポジティブであれはポジティブの人たちと重なるのです。世界同時多発的にこれが起きている。そしてそれがネットワークでつながるのです。そうすると世の中が一気に開くのです。まさに宇宙時代ですね。

(やしろたかひろ)


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