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フェイスブックでフェイクニュースが拡散される理由

フェイスブックでフェイクニュースが拡散される理由

チェーンメール

7.11の日。朝からフェイスブックで大騒ぎがありました。

私のところにも来ましたが、「Jayden K. Smithという人物から友達申請が来たら、彼はハッカーだから承認しないように、このことをあたなたのすべての友達に伝えるように」という内容のメッセージが、フェイスブックのメッセンジャーを通じて多くの人々に拡散されたのです。
このメッセージが色々な人から大量に届いて困っていた人も多いようです。

発信元は海外で、世界中に飛び回ったチェーンメールだったようです。昔の言い方をすると「不幸の手紙」です。
「受け取ったら多数の人に転送しましょう」と書いてあるのがチェーンメールの特徴です。

Facebookで広まった今回のメッセージの内容については
私はこのように考察しました。
http://y-iyasaka.sblo.jp/article/180312662.html



今回の出来事は、フェイクニュース(虚偽の情報)がいかにして世の中に拡散されていくかを物語っていました。
今は、何らかの自己の利益を目的として、あるいは政治的な目的でフェイクニュースを作為的に作る人たちが多数存在しています。
ネットで拡散された最近のネガティブな内容のフェイクニュースとしては、放射能や不正選挙や憲法改正などに関するものが目立っていました。
それらをシェアして広めている人たちは、善意の一般市民です。

しかし、ここから辛口の言い方になりますが・・・・、

こういう虚偽の情報を真に受けて他人に拡散してしまうような人たちというのは、経済的に困窮している人、健康に不安のある人、人間関係や家族関係に不和のある人など、プライベートに問題を抱えている人が多いのです。
すなわち、日頃から「不安」や「恐れ」にフォーカスしてしまっている人が多いということです。
私は、そういう人たちの気持ちも良く分かります。私自身が今まで生きてきて何度も経験があるからです。
しかし、普段癖になっている視点を少し変えてみることによって、突然に道が開けてくるということもよくあることです。

主体性をもって自分の頭で少し考えれば、あるいは自分の少しの労力で調べればおかしいとすぐに分かることなのに、不安や恐れに支配されて頭が固くなってしまっている人たちは、自分勝手にネガティブな結論を出してしまうのです。

声の大きな人やカリスマ性のある人が言う事を、あるいはマスコミが言う事を、何でも無条件に信じてしまう「主体性無き信者系」の大衆が増えています。それは社会全体に不安心理が蔓延しているからです。
このような社会の傾向も、コミュニティーの崩壊がひとつの原因なのではないでしょうか。
皆が孤独だから、思考のネットワークを広げることが出来ず、自分の内側の世界に籠ってしまうのかもしれません。

(やしろたかひろ)

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