精神世界は現実社会に落とし込んでこそ本物!共生社会を共同建設する「イヤサカの会」のスピリチュアルブログです。

スサノオの到来!!間もなく日本が変わる!

スサノオの到来!!間もなく日本が変わる!

スサノオ

先日の記事の最後に、トランプ大統領についてのバシャールの言葉を紹介させていただきました。
『多くの人々がありえないと思っていたことが起こると、実は何でも起こりうることに気づく。すると、あなたの現実は様々なものに対してひらかれていく。』

多くの人々が「ありえない」と思っていたことこそが、トランプ大統領の誕生でした。
彼の役割は、トリックスター(神話の中で、神や自然の秩序を破り、引っ掻き回すいたずら好きとして描かれる者のこと)だったと言います。日本神話で言うと、スサノオのような存在でしょうか。
スサノオは死と再生の神、そして物事を反転させる神です。
トランプ大統領のやっていることが正しいか間違っているかという次元の話は別として、このような反転現象が起きたことを自分の中で消化して受け入れることが出来たアメリカの人々は、これから意識がどんどん進化していくことでしょう。

アセンションとは、人間の意識の進化のことを言いますから、現れてくるパターンは様々であっても、人々の意識の進化を促すための出来事がこれから世界中で起こる可能性があります。
私は、間もなく日本でも何かが起こるのではないかと考えています。


日本という国家で最も強い権力を持っているのは、官僚組織とマスメディアです。
反対に、最も力が弱いのは自治体と国民です。

日本の大衆は、官僚組織には天下り構造があって既得権益と結びついていることを知っています。しかし多くの人々は官僚組織は絶対に逆らうことの出来ない巨大な力だと考えているので、必要悪として受け入れてきました。
また、日本の大衆は、マスメディアの言うことを何でも鵜呑みにして信用します。中には信用しない人たちもいるのですが、そのような人たちもマスメディアは絶対に逆らうことの出来ない巨大な力だと考えているので仕方なく受け入れてきました。

このように考えると、日本は国民主権の国ではありません。実態は官僚主権、マスメディア主権の国なのです。
したがって、日本で企業が成功するために必要な条件は、官僚組織とうまく付き合っていくことです。
政治家が成功するために必要な条件は、マスメディアとうまく付き合っていくことです。
皆、これが良いことと考えているわけではないのですが、庶民も政治家たちも、それらを逆らうことの出来ない現実として受け入れてきたのです。
70年前にアメリカのGHQが日本の官僚機構やメディアに仕掛けたオートドライブ装置から、未だに日本人は抜け出せないでいるわけです。


今月10日、加計学園問題に関して国会で行われた青山繁晴氏と加戸守行・前愛媛県知事の質疑応答の内容が核心をついていたにも関わらず、その内容をメディアがほとんど報道しなかったという経緯が、日本社会の権力構造を如実に物語っていました。
もともと加計学園問題の本質は、「自治体(愛媛県)」VS「官僚と獣医師会(既得権益)」という戦いでした。
しかし、今繰り広げられているのは、「政府」VS「野党とマスメディア」になっています。
いずれも、後者(官僚とマスメディア)が強者です。

民進党(旧・民主党)は、自らが政権与党だった時には官僚組織と戦って加計学園の誘致に力を注いでいました。ところが、野党になった今はメディアを味方に付けて正反対の勢力になっています。
政治家たちにこういう日和見主義(ひよりみしゅぎ)が横行するのは誰が悪いということではなく、力のある者こそ成功者なのだと考えている私たち大衆の集合意識が創っている現実なのです。



男性性と女性性のエネルギーバランスが整った社会では、メディアは公正な報道を行ないます。
しかし、男性性のエネルギーが強い状態の中では、メディアは特定の政治思想を帯びるようになり、大衆の思想や世論に対して大きな影響力を持つようになります。日本だけではなく今の世界の殆どの国はこのパターンです。
特に、今の日本は極限まで男性性のエネルギーに偏った状態にあると言えるでしょう。

森友学園、加計学園問題が特異な点は、安保問題のような政策論争ではなく、また、贈収賄事件のような違法行為を追求するものでもなく、政権がイメージの悪いことをしたかどうかという論争が延々と続いていることです。ある意味で、日本の政界に「ありえない」ことが起きているのです。

麻生財務相 『北朝鮮でなにやらきな臭い。東シナ海でも何だか怪しげな話がいっぱい出てきている真っ最中に、予算委員会で森友学園以外に話ないんですよ。おかしいと思わんですか。われわれは予算をやっているんで、財務委員会、予算委員会等々、ずっと座って、予算に関する質問はほとんどない。全くない日もありましたよ。かつ外交も何も言わない。』(2017.4.12)



イメージを下げられたことで内閣が支持率を落としているという単純な状況もありますが、同時に、政治の本質とは違うところで国会が紛糾し、国民の税金がそれに使われるという異常事態を演出したメディアに対して、嫌悪感を抱く人々が日増しに増えてきている状況があります。

今まではありえなかったパターンの政治混乱が起きていること、また、その最中に安倍首相の体調不良や民進党党首のスキャンダルが報じられていることを含めて、これらの出来事が、いよいよ世の中が反転する大きなきっかけになる可能性があります。
安倍政権のやっていることが正しいか間違っているかという次元の話は別として、この政権がトリックスターを出現させる役割を担っていたのかもしれません。  
これまで絶対的な権力を握っていた階層が失墜して、本当の国民主権が実現する日が近づいているのです。

(やしろたかひろ)

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