精神世界は現実社会に落とし込んでこそ本物!共生社会を共同建設する「イヤサカの会」のスピリチュアルブログです。

【パラレルの進化】これからの新しいスピリチュアルは「ひとりスピリチュアル」

【パラレルの進化】これからの新しいスピリチュアルは「ひとりスピリチュアル」

分岐点

『2017年から、統合へ向かう人たちと、分離へ向かう人たちとが距離を離してゆくようになり、いずれは二つの波動が行き交うこともできなくなってゆきます。』
以前の記事で、バシャールによるこのような話を紹介しました。

パラレルワールド(平行世界)が、ポジティブとネガティブとの二つに大きく分かれていくことを意味しているのですが、実際のパラレルワールドというのは二つだけではなく人間の数だけあります。
宇宙を統べる原理は一つですが、そこから派生する体験や学びの世界は一人一人別々に用意されており、この世にあなたと同じ世界で生きている人は一人もいないのです。

しかしながら、今までは人類全体の段階がまだ赤ん坊であったので、一人の教師の元に大勢の人が集まって集団学習をする場が必要でした。つまりそれは、セミナーやワークショップと言われてきたものです。
また、その人のレベルに応じた学習の場のひとつとして、宗教団体も必要だったのだと思います。
それが2017年になった今、変容しました。


今までは、「これを実践してください」「その考え方は少しズレています」「それはこういう意味です」というように教師から手取り足取り教えられるのがスピリチュアルでした。
しかし今は、人から教わるのではなく、自力で様々な体験をして学びを得る段階に入っています。
同じことを集団で一斉に学ぶ「集団スピリチュアル」の時代から、「ひとりスピリチュアル」の時代への移行です。

アセンションとは魂の体験レベルが上がることですが、今多くの人の魂が新しいレベルの体験を始めようとしています。
中にはまだその段階に入っていない人たちもいますが、バシャール的に言えばそういう人たちは他の人たちからどんどん距離が離れていく人たちですから、もう放置しておいて良いのではないでしょうか。

あなたがこれからプレイするゲームは、自分のパラレルワールドを自分で育ててゆき、自分だけの理想郷、オリジナルのユートピアを作り上げてゆくものです。
これ、テレビゲームより面白いと思いませんか?

観覧車


これからは、特定の教師から教えを乞うことを目的としたセミナーやワークショップといった場の意義が徐々に薄くなっていくでしょう。

現在私自身がスピリチュアル系のセミナーの運営に携わっていながら、このようなことを言うのは矛盾しているように感じる方もおられるかもしれません。
セミナーを受講すること自体が決して悪いことではないと思います。
ただしその内容の受け取り方が重要です。自分がどうあるべきかということを考える時の参考程度にすることです。
個人的な意見としてではなく、神仏の名の元に、政治や特定の人物の善悪をジャッジするようなスピリチュアルにはくれぐれも注意してください。

この時期は、各々が歩んでいる別々の世界を無理に重ねようとすれば色々な弊害が生じやすくなっています。魂がそのようなことを求めていないからです。したがって、あなたの世界をセミナー教師の世界に無理に合わせようとしないほうが良いでしょう。
歴史や文化を学んだり、UFOを研究したりといったエンターテイメント系のセミナーならばそういう心配もありません。
これまでスピリチュアル系の活動に携わってきた人たちが新たに何かの場を作ろうとするならば、学びの場ではなく遊びの場で良いと思います。


ライトワーカーやスピリチュアルリーダーと呼ばれる人たちが皆に伝えるべきことは、もはやこれだけです。

「私に答えを聞かないでください。
 私に頼らないでください。
 正解は無限にあるので
 自分のインスピレーションを信じて
 堂々と自分の道を歩んでください。」

あなたに憧れの人がいたとしても、あなたが他人になることは出来ません。
また、あなたが選んだ道を他人に非難される必要はないし、他人が選んだ道をあなたが非難する正当性も無いということを、今まで以上に認識しなければならない段階に入りました。
これから個々のパラレルワールドの意義がますます高まってゆきますから、互いにアドバイスをし合うようなフラットな人間関係ならば円滑にいきますが、教師と生徒、精神性の高い人と低い人というような上下関係の意識では交わることが出来なくなってゆきます。

「ひとりスピリチュアル」は自己責任です。時としてやり方を失敗したと感じたり、行き詰ったりすることもあります。
しかし、失敗したとしても行き詰ったとしても、それらが後で自分の大きな学びとして、人生の財産として返ってくることが「ひとりスピリチュアル」の醍醐味なのです。


最近の安倍明恵さんに関するメディアの報道を見てわかるように、スピリチュアル系の活動は集団で派手にやればやるほど怪しい宗教団体だと叩かれて、政権を倒すための道具に使われてしまったりします。
しかし、組織も集団も作らない「ひとりスピリチュアル」ならばこのような問題も起こりません。
そして、愛や感謝というのは自然に湧き出てくる心の状態であり、これらのことを集団で学んだり言葉に発したりすることに大きな意味があるわけではないので、そういうことよりも自分の中から湧き出てくる感情を何かの具体的な行動に移すことのほうが今は大切ではないでしょうか。

私たちがこれからも集団のエネルギーを積極的に活用していって良いのは、現実的な活動です。
例えば、循環型社会やヘンプの有効活用などに関する研究や実践があります。
抗議活動や革命や戦争によらず、緩やかに今の社会構造を改善していくための草の根の取り組みに参加することは、私たち一人一人が別々に歩んでいるパラレルワールドを発展させていくことにも繋がるのです。

(やしろたかひろ) 


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