自己の内と外のネガティブを手放す断捨離の凄いパワー =パーフェクトレボリューション
自己の内と外のネガティブを手放す断捨離の凄いパワー =パーフェクトレボリューション
私は映画「美しき緑の星」の中に出てくる「切断」を実際に体験したことがあることを以前に書きました。あの現象はクンダリーニ昇華のことでなのはないかと考えています。
それは今から20年以上前のことでした。その時に私が体験したストーリーは以下の記事に書いてあります。
『公衆トイレの神様 ……私の「切断」体験。』
https://www.yaei-sakura.net/earth/index.php?QBlog-20150517-1
その後しばらくの間、私には透視能力や予知能力の発動がありました。
しかし、「切断」体験の約2年後に結婚をし、その妻が精神の病を患うなどの体験を経ている中で、ハイテンションになっていた私の意識は徐々に現実に戻されていきます。意識のクールダウンと共にサイキックな能力の発動も少なくなっていきました。
その妻とは今年の春に法的に別れました。私はこれまで宇宙の導きによって「手放しのワーク」を体験させられていたのです。
実は、私と彼女には互いに相手に対して過剰に執着し過ぎていた過去生がありました。それがカルマとなって今生の課題となったのです。
私の過去生については、こちらで公開しています。
https://www.yaei-sakura.net/earth/index.php?QBlog-20170426-1
手放しのワークを体験していたこれまでの10年間ほど、私には大きな学びのステージが二つあったと認識しています。
そのひとつは自分の家族との関わりを通して得る学びの場であり、もうひとつは中山康直さんとの関わりを通して得る学びの場だったと思います。
これからは、手放しの舞台となった前者のウエイトは小さくなっていき、後者のほうはおそらく質が変わってくるだろうと思います。そして、新たな学びのステージが浮上してくることを直観しています。
人間は転生を繰り返していく中で、また、ひとつの人生の中でも、宇宙の導きによって沢山のワークを体験させられます。
それらの殆どは、何かに対する執着や思い込みを手放すワークであると考えて良いと思います。そして、ワークの多くは人間関係が教材となって行われます。
転生を数多く繰り返している人ほど魂的には多くのワークをこなしてきた長老であり、また年齢と関係なくひとつの人生の中で多くの苦難を経験してきた人ほど魂的に成長しているのです。
私が妻を手放すワークを今年卒業することが出来た理由のひとつは自分の過去生を知ったことです。そしてもう一つは、ある人の生き方にフォーカスしてきたことがあります。
その人とは、今年、実話が映画化されて話題になった子宮委員長はるさんです。
私は数年間にわたり彼女の生き様を観察し続けていく中で、人が幸せになるメカニズムのようなものを発見したのです。
今彼女は年齢が30代になったばかりです。彼女は一般社会の倫理道徳とは距離を置いたところで自由奔放に生きている人で、アンチも非常に多いのですが、それでも彼女は自分の夢や希望を短期間のうちに片っ端から叶えてしまうという特殊な才能の持ち主です。
出版業界、特に雑誌の低迷で週刊誌の呼び水として有名人の不倫問題が頻繁に取り上げられている昨今の日本ですが、彼女には「不倫」という言葉が存在せず「オープンな関係」という価値観のみが存在しています。
彼女の奔放な生き方については私も当初は身勝手と感じて否定的な部分がありました。しかしその後、彼女は自分の生き様を世間に広く晒すことによって人々を固定観念から解放し、アセンションを促す役割を担っていることに気づいたのです。
彼女は自分がパーソナル障害者であることを自覚しています。そのような自覚がマイナスに働いてしまうこともあるのですが、彼女の場合にはある時点で思考の大転換が起こり、自分がパーソナル障害者であることを長所と考えポジティブに捉えるようになったのです。
彼女にそのような思考の転換が起きた時期とは、この映画に描かれているストーリーを実際に体験していた時期だったのではないかと思います。
プラス思考が大事だとよく言われます。しかし、普通の人は頭ではプラス思考を実践しているつもりでも、潜在意識がネガティブなままである場合が多く、そのような場合には良い結果が出ません。
しかし、彼女のようにもともと普通の人とは違う感性を持っている人がいったん自己をポジティブに捉えた時には、潜在意識の中に普通の人ではありえない変化が起こるのではないかと思います。それは映画のタイトル通り、(心の)パーフェクト・レボリューションです。
私は彼女を観察し続けてきて、成功や幸せをつかむコツとは、その人の倫理観が高いことでもなければ多くの人から支持されるということでもなく、自己の潜在意識がポジティブであることだけが重要だと考えるに至っています。それは善悪を超越した世界です。
人生を好転させるには、まずは心の断捨離が必要であり、自己否定から脱却することが大事だと思います。他人と比較しての自己ではなく、絶対的自己の肯定です。
自己の内側の浄化が出来るようになると、その次には自分の外側にあるものの中で今の自分には必要の無いものを手放すことが容易になります。自分の内と外の断捨離のサイクルがうまく行きはじめると、人生が上向いてくるのです。
ただし、意識をポジティブな状態に保つことが出来る外的な条件がひとつだけあって、それは自分が誰かに必要とされているということなのではないかと思います。たとえ世間の多数には支持されていなくても、一部の人たちに感謝される存在であれば、それが潜在意識にとってのモチベーションになるのです。
また、宇宙はその人の段階に応じて新しいワークを用意しますから、変化に対応できるように常に自分を高めておくことも必要でしょう。
(やしろたかひろ)
※二人の会話の内容は実話ですが乱闘シーンは脚色です。