弥栄-いやさかの会

“結婚“と”伊勢神宮”に共通するエネルギーは“死と再生”

youtubeにチャンネルを持っているMOMOYOさんという方が『結婚するスピリチュアルな意味』について、以下のように解説しています。

今日は、このテーマに関連して私自身の体験談をお話しさせてください。

私が結婚をした相手は、幼少時代から両親の愛に恵まれなかった女性でした。生まれてすぐに母親が家を出て、父親からの虐待を体験した人です。
このような境遇で育った人の場合、結婚というのはとてつもなく大きなチャレンジになります。

なぜならば、MOMOYOさんが指摘する「これまで親や環境からもらった考え方をそのまま持ち込むと、結婚はうまくいかない」という法則があっさりと成立してしまうことが多いからです。
変わらなければいけないと本人が分かっていながらも、子供時代に自分の親にぶつけたくてもぶつけられなかった感情や、親に求めることが出来なかった欲求を、どうしても配偶者に向けてしまうようになるのです。

私の場合は当時からスピリチュアルにフォーカスしていましたので、そのようなリスクを承知で彼女と結婚しました。
むしろ当時の私は、自分と結婚してくれた彼女に感謝の気持ちで一杯でした。

また、私は自分自身が特殊な家庭環境で育ったということもあり、不遇の中で頑張って生きているような女性が大好きだという、変わった趣味?があったのです。

彼女は祖母の家に引き取られ、その後、地方から東京へ一人で出てきて、幼い頃に生き別れた母親の行方を追いながら、歌舞伎町や銀座でキャバ嬢として働いていました。まさに「ザ・ノンフィクション」のテーマ曲が聞こえてきそうな人でした。
そして、当時彼女が暮らしていたアパートは歌で有名なあの神田川沿いにあり、シチュエーション的にもバッチリでした。(^_^;)

結婚後、やはり大変な思いをしました。
でも、私は彼女が生きてきたプロセスを理解し、彼女の感情を丸ごと受入れることを自己のチャレンジとして結婚生活を続けました。

しかし、結果として、私が崩れなくても本人が自壊していったのです。
結婚相手がいくら頑張って受け入れたとしても、本人が自己の古いマインドを新しくするチャレンジを成功させなければ結婚生活は終了してしまうのだということを、思い知らされたような気がしました。

最終的には彼女の親族が彼女の面倒を見ることになり、私たちは離婚しました。
その時に私は、本人から聞いていた話を元に彼女の半生の物語を短編小説にし、彼女のご親族の皆様にプレゼントしました。

人生は号泣するほど美しい。……

誰の人生にも深い物語があって、それらは皆尊く、美しく、しかし一部の有名人を例外としてそのような物語がほとんど語り継がれることはありません。
せめて私は、彼女の物語が彼女の親族の家で文書に残るようにしたいと思ったのです。

実は、私たちが離婚をする直接の原因になる出来事が起きた場所は伊勢神宮でした。それは結婚10年目のことでした。
伊勢神宮で何が起きたのかについては、ここで詳しくは申し上げられませんが、

よりにもよって、なぜ伊勢神宮で!?　
……私の中でこの問いの答えが出るまで、彼女と別れてから更に2～3年掛かりました。

結論を簡単に言うと、相手の問題ではなく自分の問題として捉えることが出来たということです。
そのことには、伊勢神宮に存在する死と再生のエネルギーが関係していました。
MOMOYOさんの言う「古いマインドを新しくする」とは、死と再生に通じます。

マインドとスピリットは違います。
マインドとは、過去の体験や習慣が影響している思考のことです。親から教わった生き方や常識が影響している考え方のことです。潜在意識の中に持っている過去生の記憶が影響することもあります。
スピリットとは、自分の魂の欲求のことです。

伊勢神宮とは、自分が持っている課題は何か?　自分は何者であるのか?　自分に託されている役割は何か?　……といったことを知るきっかけになる場所なのかもしれません。

伊勢神宮になぜ死と再生のエネルギーが存在するのかについては、次回の記事に書かせていただきたいと思います。

(やしろたかひろ)　※Twitterフォロワー募集中


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