2022年以降、金融大改革・超大国の分裂というアセンションへの流れ
2022年以降、金融大改革・超大国の分裂というアセンションへの流れ
2022年は壬寅(みずのえ・とら)
壬は「身ごもる」という意味があり、寅は「成長」という意味があるそうです。
まだ花は開いていない段階ですが、確実に新しい時代が芽吹きつつある年であると言えるでしょう。
私たちが肉体を纏って地球に生まれてきた目的は、自我(エゴ)をもつ個として人間関係を体験するためでした。
人間関係の集合体が社会であり、その社会が生み出すものが文明です。
文明の目的は、二元性を体験し、それが一元に戻っていくプロセスを体験することだろうと思います。
意識の二元性とは顕在意識とハイヤーセルフです。その繋がりを取り戻すことが私たちのワークになります。
2022年の世界の動向で重要なテーマはコロナ、インフレ、脱炭素、中国、メタバースでしょう。
しかし、今はこれからどんな一年になるのかという事よりも、数年のスパンで見て私たちの社会がどのように変わっていくのかという事を考えたほうが良いように思います。
今の世界経済はドルを基軸通貨として構築されていますが、金本位制の時代とは異なり今の通貨には価値の裏付けとなる根拠がありません。
価値の裏付けが無いということは、その国の政府と中央銀行(日本では日本銀行)との胸算用で通貨の供給量をいくらでも増やす事が出来るということです。
現代の金融の仕組みを簡単に説明すると、民間銀行は民間企業へ貸付を行い、その金利によって資産が拡大していきます。
さらに、中央銀行は政府や民間銀行に貸付を行い、その金利によって資産が拡大していきます。
借金をしている側は、活動を続けていく限りは元本と金利を支払うために更に借金を重ねていきます。その代表例が日本政府と日本銀行との関係です。
こうして経済が無限膨張していくのです。
このような金融システムに石油と戦争を絡めて私有資産を無限膨張させてきたのが、ロスチャイルドやロックフェラーといった国際金融資本です。
ところが、先進国の人口減少などによって昨今は経済成長が頭打ちとなり、低金利からゼロ金利、マイナス金利の時代となりました。
さらに、石油に代わる資源の開発が進みつつあります。
またさらに、多くの国が核兵器を所有し下手に戦争を仕掛けられない時代になりました。
つまり、彼らのビジネスにとって三種の神器であった金融と石油と戦争はその意義が失われつつあるのです。
そのような時代の変化の中で、2019年8月のジャクソンホール会議において、当時イングランド銀行の総裁だったカーニー氏が今の金融システムは持続可能ではないという考え方を示し、初めて合成覇権通貨についての言及がなされました。
合成覇権通貨とは世界統一通貨のようなものを言い、この発言はドル基軸の時代を終わらせることを意味しました。
続いて2020年、世界経済フォーラムが翌年開催予定のダボス会議のテーマを「グレート・リセット」にすると発表しました。
それは彼らが自分たちで作ってきた経済システムを自ら破壊することを意味するもので、まもなく世界が激動の時代に突入することを予感させるものとなったのです。
社会に大きな変革が起きるためには、何らかのショッキングな出来事が起きて、それが古いシステムが強制的に破壊されていくテコになる必要があります。
天の采配か?あるいは人為的に仕組まれたのか? 2020年から新型コロ●ショックが発生。この時期から各国が一斉に社会のデジタル化を進め、デジタル法定通貨の研究を始めたのです。
デジタル法定通貨の実用化が始まるのは、おそらく2024年頃でしょう。
通貨がデジタルになることによって世の中がどうなるのかについては、それを運用する政府や支配者層側の意図によるでしょう。
ただ、以下の理由でデジタル通貨が世の中を良くすることを可能にするテクノロジーである事は確かです。
まず、お金の流れが透明になるので、脱税をしたりテロリストへ資金が流れたりする事を抑制することが出来ます。
また、ポイントのように使用期限を設けることが出来るので、国家が給付金をばらまいてもそれが貯蓄に回ってしまい景気浮揚に繋がらないといった矛盾が無くなり、世の中のお金の流通がスムーズになります。
お金の流通がスムーズになれば国家の税収が安定するので、ベーシックインカム制度の導入が可能になります。
ベーシックインカムが導入されれば人々の意識に将来の生活不安がなくなるので、さらにお金の流通がスムーズになり国家の税収が安定するという好循環が生まれるのです。
これからしばらくは、グレート・リセットに伴う社会の混乱が避けられないものになるだろうと思います。
アメリカ国内の分断はますます進み、今年予定されている大統領選の中間選挙のタイミングでは大きな暴動、あるいは内戦が起きるのではないかと予想されています。
中国も共産党の一党支配体制が崩壊し、数年以内には国家の分裂が始まるのではないかと予想されています。
また、欧米諸国ではすでにインフレ傾向が強まっており、これからは世界的に通貨の価値が薄まり、ハイパーインフレが起きるのではないかと懸念されています。
しかし、日本だけはもともとデフレからスタートしたために現状のインフレ率は低水準に留まっており、経済的に比較的順調な状況が続くかもしれません。
中国が崩壊の危機に直面した時には中国の富裕層たちが一斉に日本へ逃げてくるので、関西や福岡といった西日本を中心に一時的に好景気となるでしょう。
しかし、以上に述べたような可能性もひとつのプロセスに過ぎません。当然に古いシステムが崩壊していく波に遅かれ早かれ日本も飲み込まれていきます。
今の日本は日銀に梯子を外された時に終了します。日銀にはイギリスの資本が入っています。
次第に国家という概念が意義を失い、これから10年以内には国家よりもコミュニティが中心となって社会が成り立つ時代になっていくでしょう。世の中全体が自律分散化するのです。
内閣府が発表しているムーンショット目標は、私たちの社会の中のあらゆる分野にAIを活用する計画のことを言います。
トヨタなどが関わり官民連携で進められているスマートシティ構想はその実験場でしょう。
AIの得意分野は膨大なデータを高速で処理することですが、人間に出来てAIに出来ないことがあります。それは決断をするということです。今の人類の科学ではAIに決断能力を持たせることは出来ません。
その意味で、私たち人間がAIとうまく共存するための条件とは、私たちがハイヤーセルフとの繋がりを取り戻し、より良い決断をすることが出来る能力を身に付けることなのです。
破壊と創造。あらゆる古い常識が通用しなくなってきます。
相変わらず表面的な報道しかしないマスコミを全面的に信用している人たちは時代の本質を見誤ります。
そしてまた、恐怖を煽ることを目的としてネットに拡散されている陰謀論やフェイクニュースに振り回されている人たちは、周りで起きてくる変化をネガティブにしか捉えることが出来ないので次第に精神を病んでいくでしょう。
治験がきちんと行われていないワクチンへの依存は、確かにリスクがあるでしょう。
しかし、酸化グラフェンという真っ黒な炭(スミ)がワクチンの主成分であるというような明らかなフェイク情報に対して狂信的な信者がいます。
そのような人たちは、外側から来る情報ばかりに意識を乗っ取られていて、自己の内側すなわちハイヤーセルフとの対話が出来ていない人たちだろうと思います。
一部のウイルスには、人為的な操作が加わっているものがあるかもしれません。
しかしそうだとしても、バシャール曰く、ウイルスとは私たちが自分とハイヤーセルフとの関係、自分と大自然との関係を自覚するために存在しています。
大自然の劣化に対して関心を持っていない、すなわち自分を愛していない場合にウイルスはネガティブなものとなります。
二極分化論とは、その人の意識が現実を創るという宇宙の法則を言っているにすぎません。
社会の激動期には人々の意識がポジティブとネガティブの両極に分かれやすいのです。
そしてパラレルワールドの理論から言えば、各々の意識によって別々の世界へ移行していくことになります。
これから激動の時期を経て世界がアセンションしていくのか、ディセンションしていくのかはあなたの意識が決めるのです。
(やしろたかひろ)
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