弥栄-いやさかの会

[バシャール]聖書に登場する禁断の木の実の正体とは? 男性性と女性性、支配と被支配の起源

[バシャール]聖書に登場する禁断の木の実の正体とは? 男性性と女性性、支配と被支配の起源

黄金のりんご

旧約聖書・創世記には、楽園「エデンの園」でアダムとイブが蛇に騙されて、食べてはいけないと神から命じられていた「知恵の木」の実を食べて楽園から追放されたという物語があります。
このことから、私たち人間が生まれながらにして抱えている「原罪」の概念が生まれました。

この禁断の木の実の正体は何だったのでしょうか?
バシャールは人類創世について、以下のように話しています。

アヌンナキ(琴座のリラ星に起源を持つ)が住んでいた惑星が温暖化したため、それを冷やすために大量の金(きん)を単一元素まで粉砕して大気中に噴霧する必要があった。

そこでアヌンナキは、地球にある金を採掘する労働者として、地球上に存在していた猿人に自分たちのDNAを掛け合わせてホモサピエンスを造った。彼らは男性で「アダマ」と呼ばれた。
次に、ホモサピエンスが自分たちで自然増殖するように、アダマの遺伝子をアップグレードして女性を作った。彼女らは「エヴァ」と呼ばれた。

アダマとエヴァの話が、旧約聖書の中でアダムとイブの物語として比喩的に描かれたのである。
しかし、このアヌンナキの行為は宇宙連合のルールに反することだっため、厳しく叱責される。
アヌンナキはその責任を取るために、しばらくの間人類に対して進化のサポートを行なうようになり、農業や建築、数学、法律などの技術を提供した。それが世界各地にある神々の伝承となったのである。

人類に様々な人種がある理由は、アヌンナキ自身も様々な惑星の遺伝子から成り立っていたためである。
アヌンナキの遺伝子を受け継いだ人類は、地球上の異なる地域で異なる惑星の遺伝子の特徴が強く現れるようになったのである。
白人、黒人、黄色人種以外に、ネイティブアメリカンは赤い肌の色、ハワイやポリネシアの原住民は青い肌の色をしており、人種は五種類に分けることができる。

※出典 :さとうみつろう著「Bashar2023」(ヴォイス刊)

つまり、アヌンナキのテクノロジーによって、それまで生存本能だけで生きていた人間は知能を持つようになり、脳で行動するようになりました。
しかし、アヌンナキのその行為は宇宙の掟を破るものだったため、彼らはその罪滅ぼしのために、人間たちが自立して生きていけるように様々な技術や知識を与えました。
そのようなことが、聖書にある「知恵の実」の正体です。

アヌンナキが人間を奴隷として利用した悪い異星人として認識されている面もあります。しかし、それは自分たちが住む惑星を危機から守るための緊急措置としてとった行為だったと考えれば、善悪で判断できることではないかもしれません。
私たち人間も、牛や馬を奴隷のように利用したり、他の生き物を食用として利用してきました。


アヌンナキに関する話は、シュメール神話の一部として知られてきました。
「竹内文書」や「古事記」など日本の古い文献の中では、天皇の呼称を「スメラミコト」としています。
「スメラ」と「シュメール」の発音が似ていることから、スメラミコトに関する伝説の原型はシュメールから伝わってきた話だった可能性があります。

竹内文書には、太古の時代にスメラミコトが天から日本に降りてきて五つの色(黄人、赤人、青人、白人、黒人)の人類を造り、その五色人がそれぞれ異なる地域や民族の祖となったと記述されており、アヌンナキの話と符合します。
また、竹内文書が宇宙船「アメノウキフネ」や神秘的な光沢を持つ金属「ヒヒイロカネ」などの話を含んでいることも、地球外生命体をイメージさせます。

決定的なのは、「先代旧事本紀大成経」です。
この書物には、神武天皇は身長が約3メートルある巨人で、頭には角が二本あり、龍のような背ビレと尾があったと記述されています。これらはまさにアヌンナキのイメージです。

聖書の物語にあるアダムとイブを騙した蛇も、アヌンナキのことでしょう。
日本では龍や蛇が神の化身として崇拝されることがありますが、キリスト教文化圏ではこれらが邪悪や誘惑の象徴とされることが多いのは、古代人がもっていたアヌンナキに対する印象の違いかもしれません。


ここで、私たち人類に男性性と女性性といわれる概念がある理由について、アヌンナキ創造説から読み解いてみましょう。

男性性、女性性とは肉体的な性別ではなく一人ひとりの心の中に存在する性質の違いを表す概念ですが、アヌンナキを含む他の惑星の人々は地球人ほど明確にはこのような区別をしていないのではないかと思います。

男女

地球上に最初に創造された人間は男性たちであり、アヌンナキに支配される労働者として造られました。
このことが、人類に「働かざる者食うべからず」という思い込みの観念を定着させ、権力者や国家のために自分の身を粉にして働いたり命を賭けて戦ったりという、外側へ向かって攻める男性性の性質として今の人類に引き継がれていると考えられます。

次に創造されたのは女性たちであり、人類が自己増殖していくために造られました。
このことが、自分の体や家庭を安全に維持しようとする、内側へ向かって守る女性性の性質として今の人類に引き継がれていると考えられます。

創造された順番によって男性が兄で女性が妹という関係性が生じ、そのため男性が社会を支配するという風潮が人類の歴史の中で長く続いたのかもしれません。
力を持っている何者かに自分が支配されることによって心の平安を得ようとするのは、人間の両性に共通した本能的な性質です。それが地球上に帝国や宗教が繁栄したひとつの基盤となったと考えられます。

魂が転生を繰り返していく中で、男性性が強く現れている女性や、女性性が強く現れている男性が徐々に増えていきました。
これは、人類の男性性と女性性が統合するプロセスと考えられます。
さらに、近年ではプレアデスやシリウスなど他の惑星から地球へ転生してくる魂が増えており、それが人類の意識変容を加速させています。


そして今、地球文明は転換期を迎えており、男性性が主導して作られてきた古いシステムが壊されていくタイミングにあります。
作ったものを壊すのも、男性性の役割です。

その後は、新しい世界をクリエーションするために女性性の力が必要になります。
ですから、男性性が強めの女性の皆様も、自信をもって自分の中の女性性を呼び起こしていただきたいと思います。

これから私たちは、異星人からの支配を受けるために産まれてきた原初の記憶や、「原罪」という間違った意識から解放されて、自分の魂の声に従って宇宙連合の一員として生きる本質的な遺伝子を発動させていくのです。

(やしろたかひろ)

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