弥栄-いやさかの会

アマテラスの謎、セオリツヒメ復活の時

アマテラスの謎、セオリツヒメ復活の時

瀬織津姫


「古事記」の記述によると、天皇の先祖はアマテラスということになっています。

しかし、アマテラスは女神と定義されており、これは男系天皇の継承という原理原則に矛盾しています。
また、世界的には太陽神は男性神と解釈されています。
なぜ、このような矛盾した話になっているのでしょうか?


「古事記」よりも古い文献と言われている「ホツマツタエ」にはアマテルという太陽神格の男神が登場しており、これがアマテラスと同一であるという説があります。
また、伊勢神宮がキリストとシンクロしていることについては以前に申し上げました。

伊勢神宮には、セオリツヒメの荒魂が脇役的な存在として祀られています。

私は、国津神(物部氏系の人々)から天津神(秦氏系の人々)へ国譲りが行われたことによって、セオリツヒメが封印されてアマテラスに置き換えられたと考えています。
ヤマト王権の権力を固めるためには縄文的な自然神崇拝ではダメで、アマテルとキリストが合体したアマテラスを天皇の祖先神とすることに決めたのです。

男神であるはずのアマテラスが女神として伝えられている理由は、人々の記憶からセオリツヒメを忘れさせるためだった可能性があります。
あるいは、アマテラスという神が誕生したのは大化の改新のタイミングで即位した持統天皇の時であったという説があることから考えると、持統天皇が女性であったためかもしれません。


以上は人間界の駆け引きの物語。

宇宙的な視点で言うと男性でも女性でもどちらでも良く、「アヌンナキ」「アマテル」「アマテラス」はいずれも「天から降りてきた人々」という意味の古代語で、すなわち地球外知的生命体のことです。

また、スメラミコトとは天皇のことと解釈するのが定説になっていますが、カタカムナの研究者たちはスメラミコトとは特定の人物を指す言葉ではなく、八百万の神を示す言葉または創造の原理を理解していた人々のことを示す言葉だったと解釈しています。
創造の原理を理解していた人々のことと解するのであれば、縄文人全体がスメラミコトということになります。
つまり、私たち日本人は全員が地球外知的生命体の遺伝子を受け継ぐスメラミコトの子孫なのです。


アマテラスはアマテルとキリストのことで日ユ同祖論と符合し東西統合の象徴でもあるのですが、セオリツヒメ的な女性性を帯びた自然信仰の復活が無ければ、本来の日本の復活、レムリアに起源を持つ縄文の復活とはなりません。

セオリツヒメは水の神様。
「風の時代」とも言われていますが、水瓶座の時代は「水の時代」です。
つまり、セオリツヒメが復活して躍動する時代です。

令和天皇は2022年4月23日、熊本で開かれた第4回アジア・太平洋水サミットに出席されて、水への感謝と畏怖から起きた信仰や神話についてスピーチをされました。

(やしろたかひろ)

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