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安保徹氏の超医学!健康法は体を温めて適当にサボることだけ!

安保徹氏の超医学!健康法は体を温めて適当にサボることだけ!

―― ルールで縛った頭でっかちの健康法は危険!――

安保徹

食の安全に関心のある人が増えています。
農薬や一部の食品添加物には確かに有害なものがありますが、特に食べ物に気を使っていなくても健康で長寿の人がいます。
その違いはどこにあるのでしょうか? 

医学博士の安保徹氏は、何を食べてはいけない、何をしなければいけないというストイックなことは一切言いません。

以下は、最近の講演から抜粋した安保氏の言葉です。
肉食、グルテン、マーガリン ……健康法で頭が一杯になってしまっている人にとって、それらは目から鱗の内容もあるかもしれません。


私の頃の医学生は、授業があるとこっそりサボるのがまだ普通だったんですけど、今は覚えることが多すぎて学生はサボったり出来ないんですね。試験、試験で、国家試験も待ち構えている。
そういう学生から生まれた若い医者が増えていて、みんな真面目で融通が利かなくなってくるんですね。

だいたい、勉強できる人っていうのは勘が悪いでしょう。(笑)
頭でっかちになると、野生動物が持ってるような基本的な生命力が失われていくんですね。
目標とか学習の世界は感性を失わせる世界だからね。

体がミトコンドリア系に移行する前の成長期にある若い人が、スポーツで激しい練習をしすぎると体を壊す時があるんです。
関節が痛いとか、体を壊した時は、それがやり過ぎのサインだと捉えればいいんですけど、ほとんど病院へ連れて行っちゃうんですね。
病院へ連れていくと原因不明の難病と言ってステイドや免疫抑制剤を出されちゃうんですよ。でも、休めばすぐに治るんですね。
勘のいい子は、こっそり練習をサボるんだよね。本当はサボって身を守るのが理想なんだよね。

遺伝子異常で病気になる人は全体の1%にも満たない。だいたい病気は無理をして血の巡りが悪くなった時に始まっているんですね。
生き方の過酷さで交感神経が緊張して血流障害が来るところから始まっているわけです。

田中でもダルビッシュでも、大リーグに行くとだいたい故障だらけになるんです。結局、大きなギブスみたいな肘と肩をアイシングで冷やすというのは危険なんですね。
広島に帰ってきた黒田だけは大リーグのアイシングをしなかったらしいね。だから故障知らずで帰ってきたわけです。不自然は危険なんですね。

その人それぞれの独特の特徴があるので、(健康法は)こういうのが理想だって言えないね。自分に合ったものを自分で考えていかなきゃだめなんだね。
誰先生のを真似するだけで上手くいくとは考えないほうがいい。
生き方の無理も危険。逆に休み過ぎても危険。そのバランスを自らの感性でやる。

肉食を勧めている高田先生なんかは、動物性タンパクでないと十分なトリプトファンが取れない、トリプトファンは安らぎホルモンのセロトニンを作るので夜ぐっすり眠れるメラトニンになる、と独特の論を展開している。
瀬戸内寂聴さんとか聖路加の日野原先生とか、肉食の大切さを言って長生きしている人もいるし、あとは玄米菜食を推奨している人とかもいて、どっちもそれなりに長生きしてるんだね。(笑)

ジョコビッチは、小麦のグルテンを取ってたうちはトップに成れなかったと言うけど、2番目まではたどり着いていたんだからね。
もっと面白いのは、トランス脂肪酸が入ってるからマーガリンはだめとか……ところが、この前週刊誌を読んでたら、宮崎秀吉さんっていうギネス新記録を出し続けている105歳のアスリートがいるんだね。その人が50年続けている朝食が、トーストにたっぷりのマーガリンなんだよ!(爆笑)

だから私は、好きな方を選べるんじゃないかと。それぐらい食というのは奥が深くて、これでなきゃダメっていうのはないね。
そこらへんにあるもの食べておけばいいんじゃないの。(笑)
だって、どっち派も、それなりに長生きしてんだもの。 

たくさん食べることは解糖系を働かせることになるので、年を取ってくると太っている人のほうが若々しい。逆に、痩せると老人っぽくなりますね。
ですから、少食にシフトしていってミトコンドリア系をどんどん進めれば良いというほど単純ではない。自分の体の声を聴きながらやったほうがいいですね。たくさん食べれるうちは食べたほうがいいかもしれないね。

私たちは辛い目に遭うと頭頸部の虚血が来て、血流障害が起こるんだね。辛いことから解放されると血流が回復するのでズキンズキンと脈拍に合わせて痛むわけだね。過酷な生き方からの解放反射として痛みが出てる。
そういう根本的な知識にたどり着けないと、痛いと薬で止める、薬が切れたらまた痛んでまた薬で止める、そういう治らない流れに入る。
血流抑制剤で痛みを止めてるので、結局、薬が効いた時には血が止まってるんだよね。
だから最初の出だしの痛みは生き方の過酷さだったけれど、1年も経つと飲み薬が頭痛の原因になってるんだね。

女性の3分の2は更年期障害を出さずに乗り切っているんたけど、ストレスが掛かると色々な症状が出る。
更年期障害の原因はエストロゲンが無くなることではなくてストレスなんですよ。

がん検診は、ひたすら見つけるのだけが目的で、予防効果はひとつも無いからね。
それよりも、自分の生き方に無理は無かったかを反省して、体を温めて解糖系の分裂が起こらないように努力して、あとは天寿を全うすればいい。
みんな勘違いしちゃうんだね。見つけていいことないんだもん。間違った治療が待ち構えてるだけだもん。
悪いものの再発を調べ続けることと、感謝とは全然雰囲気が違うんだよね。



結論として、病気の成り立ちは「生き方」の内容と「冷え」にある。――安保理論では、ほとんどこれだけしか言っていません
安保先生は、以前は少食が良いということを言っていましたが、最近では少食も絶対では無いと言います。

私自身がこれまで健康関連の商品を取り扱いながら色々な人と接触してきた経験から言うと、神経質な性格が健康障害の原因になっていることが非常に多いのです。
食生活も放射能も全く関係なく、不安神経症や精神的なストレスが体を冷やす原因になっていて、ただそれだけが原因で癌になった人たちも実際に居るように思います。癌は体を冷やすだけで発症します。
食の安全などに過度に神経質になり過ぎて、そのストレスで血流障害に陥ってしまうぐらならば無頓着でいたほうがマシなのではないでしょうか。

体を温めることは、口から食べた有害物質を排出する力、つまりデトックス力を高めるということでもあります。その意味でも胃と腸は絶対に冷やしてはいけない臓器です。
外からの手当てで冷えを取る手っ取り早い方法は、ホッカイロの利用です。
また、ミネラルと食物繊維の多い麻の実ナッツや、γ-リノレン酸が含まれているヘンプオイルなどを摂るのも良いです。[ ⇒麻製品 ]
ホッカイロと麻製品の併用は私も実行しているのですが、万病予防の方法として老若男女を問わずかなり有効であると思います。

(やしろたかひろ)



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