パラレルワールド…人は人間関係を体験するためにこの世に生まれてきた
パラレルワールド…人は人間関係を体験するためにこの世に生まれてきた
人によって、世の中の現実に対する捉え方が違います。
では、どのような捉え方が正しいのでしょうか?
例えば・・・、
肉食は体に良くない
肉食も健康のために必要だ
今の世の中は生きづらい
今の世の中は生き易い
フリーメーソンは悪だ
フリーメーソンは善だ
UFOは地球人を支配するために来ている
UFOは地球人を助けるために来ている
相反する考え方を並べてみましたが、個々にその人が感じている事がすべて正しいのだと私は考えます。
あなた自身が確信を持っているのならば、どのような考えであっても、あなたのパラレルワールドにおいてそれは正しいのです。
自分が思っている事がリアルであるというのが、引き寄せの法則です。
しかし、あなたのリアルは他人のリアルと同じであるとは限りません。
むしろ、あなたのリアルは、宇宙に一つしかないあなただけの世界なのです。
私たちが現実と呼んでいる世界は、個々に違うパラレルワールドが干渉し合って構成されています。
別々のパラレルワールドが相互干渉することを、三次元的な表現で「人間関係」と言っています。
ここに、深い意味があります。
私たちがこの世に生を受けた目的は、人間関係を通して成長してくことです。
そして、成長するための人間関係とは、それぞれに違うリアリティを尊重し合うことなのです。
それぞれのリアルを皆でシェアし合うことは、ある意味で楽しいワークになります。
しかし、人間は、他人が確信していることに対して妄想であるというジャッジをすることがあります。
思考がリアルを創るので、基本的に妄想ということはありません。
ですが、あなたのリアルがその場に居る人たちにリアルだと認めてもらえなかった場合には、多数決によって妄想というジャッジをされてしまうでしょう。
その時に、あなたが彼らの反応を見てどのように対応するかということも、人間関係の学びの重要なプロセスになります。
自己の確信を貫くことは大切ですが、それぞれが自立した存在であり、自分のリアルと相手のリアルは同じではないということを常に意識し、意見が合わない時に相手に対して意固地になって自分のリアルを押し付けないということがその時の学びの内容です。
霊能者やチャネラーといったような目に見えないものを取り扱っている人たちは、頻繁にそのような学びの機会を得ているでしょう。
「今の世の中は生きづらい」と考えている人は、それがその人のリアルなのです。
そして、その人が「今の世の中は生き易い」という考え方に転換させることがもし出来たならば、それもまた引き寄せの法則によって「生き易い」世の中がリアルになります。
引き寄せ、パラレルワールド、テレパシー、テレポーテーションといったような、これまでは宗教や精神世界だけの話だった事柄を物理学で解き明かそうとしているのが量子力学です。
量子力学の最終的なテーマは人間関係になるでしょう。
そして人間関係の深いテーマは、他人と協調しながら一人一人の人間がいかに自立し、いかに自分らしく生きていくかを探求する事です。これを二文字で表すと「令和」になります。