江戸時代の美しい日本の風景
江戸時代の美しい日本の風景
日本を愛した19世紀の米国人画家 ロバート・フレデリック・ブラム 氏が描いた、江戸時代の日本の風景です。
のどかさに癒されます。
絹商人
飴屋
東京の花市 目黒不動
芸者 オレンジ色の着物
休息
出典: Girls Channel http://girlschannel.net/
以下は、江戸末期に鎖国政策が終わった後に日本に訪れた欧米人が書いた日本に対する記述である。
アンベール(スイス時計業組合の会長)
「江戸には現に二つの社会が存在していて、一つは武装した特権階級で、広い城塞の中に閉じ込められている。もう一つは、武器は取り上げられ前者に屈服させられてるが、自由から得られる利益をすべて受けているらしい。日本人の働く階級の人達の著しい特徴:陽気なこと、気質がさっぱりとして物に拘泥しないこと、子供のようにいかにも天真爛漫であること。日本群島のもっとも特色ある風景の一つは、莫大な数の鳥類で、鳴声や羽搏きで騒ぎ立てている。」
リュードルフ(ドイツの商人)
「郊外の豊穣さはあらゆる描写を超越している。山の上まで見事な稲田があり、海の際までことごとく耕作されている。恐らく日本は天恵受けた国、地上のパラダイスであろう。人間がほしいというものが何でも、この幸せな国に集まっている。」
オールコック(アメリカ初代駐日公使)
「平野だけでなく丘や山に至るまで肥沃でよく耕され、山にはすばらしい手入れの行き届いた森林があり、杉が驚くほどの高さにまで伸びている。住民は健康で、裕福で、働き者で元気が良く、そして温和である。確かにこれほど広く一般国民が贅沢さを必要としないということは、すべての人々がごくわずかなもので生活できるということである。幸福よりも惨めさの源泉になり、しばしば破滅をもたらすような、自己顕示欲に基づく競争がこの国には存在しない。社会の連帯ということがいかに大切かということを忘れるおそれのある人は、日本にきて住めばよい。」
スエンソン(デンマーク海軍の軍人)
「日本人は狂信的な自然崇拝者である。ごく普通の労働者でさえ、お茶を満喫しながら同時に美しい景色を堪能する。」