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スサノヲの予感。「2015年、日本女性の直観力によって世の建て直しが始まる!」(日下公人)

スサノヲの予感。「2015年、日本女性の直観力によって世の建て直しが始まる!」(日下公人)

今回は日下公人氏の著書と講演内容から抜粋して、2015年はどんな年になるかという話をまとめてみたいと思います。
日下公人氏は安倍首相とも接点があり、今の安倍さんの政策決定のプロセスにも少なからず影響を与えた人物ではないかと考えられます。
多くの評論家が現状分析に終始し、聞いていて暗く落ち込んでしまうような話をするのに対して、日下氏の話は、私たちが将来に希望を持てるような明るい見通しを語ってくれることが大きな違いです。

日下公人

日下氏による予測の内容を一言で形容すると、2015年は破壊と創造が本格的に始まる年ということになりそうです。

これまで日本社会を堕落させてきたものは、肩書きと固定給をもらって何もしなくても定年まで生活が安泰するような仕事のシステムでした。その最たるものが官僚制度です。
しかし、これからは、自分で考えて、自分が面白いと思って手ごたえを感じることをやる。もし手ごたえが無かったら、リスクを恐れずにまた移ってチャレンジするタイプの「新しい日本人」がどんどん出てきます。

日下氏は、そのような「新しい日本人」の第1号が安倍首相だと言います。
「アベノミクスの第3の矢が無いとみんなが騒いでいるが、何をやったら会社が成長するのかを民間人がなぜ安倍さんに聞くのか⁉ 経産省から来た秘書官たちにそんなシナリオを描けるはずがないじゃないか。成長戦略は民間が自分で考えるべきことだ。しかし民間が自発的に何かをやろうとすると役所がいらんことを言うから、アベノミクスの第3の矢として役所退治を準備しているのだ。」と言い切ります。

また、安倍さんはこの1年半の間に50回も外国へ行っています。一部のマスコミによって公費の無駄遣いだと叩かれていますが、実はこれが第4、第5の矢の布石なのです。
では、彼は外国へ行って何をしてきたのか? 現地の人々の前でまず英語でスピーチし、墓参りをして、ご婦人や若い女性たちに声掛けをしてきたのです。それが成功して、世界の50カ国は親日国になりました。
こういうことを日本のマスコミは全く報道しません。

これまでアメリカが邪魔をしてうまくいっていなかったAPEC(アジア太平洋経済協力)の総会が、昨年、北京で開催されるようになったのはその成果でした。
議長は習近平氏。中国はここで安倍さんを見下してやろうと思っていました。アメリカにも日本と中国が仲良くなっては困るという思惑がありました。習近平氏はオバマ大統領を9時間も足止めにして、二人だけで仲良く話をして、日本をコケにしたつもりでした。

画像の説明

ところが、その間に、安倍さんはAPECに集まって来たアジアの代表たちとしっかりと親睦を深め、最後には全員が安倍さんの周りに集まってしまい、北京で習近平氏が孤立するという結末に至ったのです。
ここは日本でも報道されましたが、習近平氏は、テレビに写った時に安倍さんを見下すような態度を取りました。その映像が世界に流されて中国は恥を書いたのです。結果として北京で開催されたAPECは、日本外交の大成功でした。
このような経緯についても日本のマスコミは全く報道しません。

外交を役人に任せていたら日本は良くならない事を知っている安倍さんは、役人の言う事はただ頷くだけでいつも聞き流しておいて、自分が一番良いと思うことをどんどん進めています。
役人は自分たちが首相に無視されていることをマスコミに気づかれないようにうまく立ち振る舞っています。そしてマスコミ(特にNHKと朝日)は徹底的に安倍さんのバッシングを行いました。
ところが、マスコミが揃って安倍さんを軍国主義者でスサノオのような乱暴者だとして悪いイメージをプロパガンダしたにも関わらず支持率は下がらず、昨年暮れの選挙でまた勝ちました。

インナーネット

日下氏は、このような現象が起きた原因は、ひとつはマスコミ報道とは別系列のネットの世界が誕生したこと、もうひとつは日本人女性の直観力だと言います。
日本の女性は無口だけれども、見ているだけで人を理解できる能力が世界で最も優れており、そのような女性たちの支持票がアベノミクスを成功に導いていると言います。


では、アベノミクスによって、これから何が起こるか?

日下氏は、2015年からは、今までの日本で完成されていたもの、信用されていたものがバタバタと倒れると言います。例えば、最高裁判所だって、東京大学だって、日本銀行だって危ないと言います。

そして世界の動きとしては、グローバリズム(国際金融資本)の衰退によってローカリズムの動きが起こり、世界中に新しい独立国がたくさん誕生する。そして、それらの独立国がそれそれ自分たち独自の文化を創ろうとします。
その時に、彼らが模範にする国は、もはや貧乏国になり衰退してしまった欧米ではなく、中国でもなく、日本であると言います。
日本が良い国であることを認めていないのは、もはやアメリカ、中国、韓国、北朝鮮の4カ国ぐらいであり、その他の世界の国々は皆日本のようになりたいと思っている時代がすでに来ていると日下氏は語ります。

スサノヲ

日下氏の予測が正しいかどうかは、今はまだ判りません。
しかし、世の中の反転が始まる時期と言われたのが2012年の暮れでしたが、そのタイミングで登場したのが第二次安倍内閣でした。
希望的観測を含めてですが、私は、安倍内閣の復活が、記紀の中で乱暴狼藉者という冤罪を着せられたスサノオの到来であったことを信じたいと思います。
だとすれば、そのスサノオを到来させた力が、日下氏の言葉を借りれば日本女性の直観のネットワーク(インナーネット)であったということになります。

スサノオの本当の働きは、既存のものを壊して事態を反転させ、再構築して人々を危機から脱出させることです。
そして日本神話のストーリーには、スサノオは自分が生まれた時すでにあの世へ旅立ってしまっていた母・イザナミに会うために黄泉の国を訪ねていくというシーンがあります。
スサノオにとって、自分が自分であるために母と会うことが必要だったのです。現代のイザナミに該当するのが日本の女性たちです。


さて、ここで女性性と男性性についての新しい定義が生まれてきます。

それは、男性たちがやっていることが正しいかどうかを直観的に評価するのが女性。そういう女性たちに支持されることによって行動して成果を出すのが男性であるということです。
女性性だけでは精神世界だけになってしまいますので、男性性の実行力がうまく融合することによって現実世界が本当の意味で進化していくのです。

ただし、現代の日本女性たちの中には、女性脳を封印して男性脳を発揮してしまっているケースもあります。
結果だけを求められてしまう現代社会では、女性たちの本心の声が面倒くさいことのように受け取られてしまう傾向が強いことが、女性たちを男性化させる原因になっているのではないかと思います。

ややもすると男性たちには目的のために手段を選ばないという側面があります。それが西洋的な資本主義を生み出し、白人たちがアジアやアフリカへ行って現地の人々に対して搾取や虐殺を繰り返してきたという歴史があります。
しかし、古来の日本人は男性でも女性脳を持っていたので、「和を以て貴しとなす」という意識を基本とした独自の精神文化を持っていて、物事のプロセスを大切にしてきました。そのような日本社会が、もうすぐ取り戻されていくことでしょう。

日下氏は、教養があると言えるのは、ストーリーを組み立てられる人だと言います。そして、どんなストーリーに喜びを感じられるかが重要だと言います。
そういうストーリーを組み立てることが得意なのは男性よりも女性、官僚よりも民間人、学者よりもアーティストではないかと思います。

これから世の中が良くなっていくためには、政治活動や庶民による社会運動が行われていくプロセスにおいて女性脳のフォローが必須なのではないかと私は考えます。
まもなく世界が日本に憧れ、日本を目指してやって来るときに、私たちは高い精神性を伴った日本人に戻って彼らを迎える必要があります。

そのためのトレーニングの場としても、''ひつじ年の意味でもある「和」の精神を大切にする人たちのネットワークを創りたいと思います。'

(やしろたかひろ)

※記事中の写真、「スサノヲの予感」と記述された本は日下公人氏の著書ではありません。


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