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松果体の活性化で、宇宙と繋がる中庸という第3の視点に目覚める

松果体の活性化で、宇宙と繋がる中庸という第3の視点に目覚める

まずは、エハン・デラヴィ氏の講演動画で、「物質的な次元においてはすべてのものが3つで出来ている」という考え方を紹介いたします。
(※2014年7月19日 エハン塾より)



今は世界中の多くの人々が同じ思考を共有しています。その理由は、特定の人物の発言が重要とされ、マスコミが一方的な情報だけを伝えているためです。
しかし、物質的次元の世界では、物事はすべて「プラス」「マイナス」「ニュートラル」の3つから成り立っています。
最も重要なのは、第3の視点であるニュートラル(中庸)です。ニュートラル・スタンスに立つためには、まず物事の「裏」を見る力を養う必要があります。

松果体

以上のエハン氏の説明は、「松果体」と非常に関係があります。
現代の科学では、脳にある松果体は生体リズムの調節作用や抗酸化作用のあるメラトニンというホルモンを分泌することが分かっています。
ホルモンは情報伝達物質であり、血液など体液を通して体内を循環します。そして、ホルモンが細胞や各器官に伝える情報が生体の恒常性(ホメオスタシス)を維持しています。

英語表記でsecret「秘密」にion「イオン」を付けると、secretion「分泌」となります。
イオンには陰イオンと陽イオンがあると言われていますが、secretionという表記は、陰や陽に偏った状態を、ニュートラルという第3の状態に戻す深淵な働きのことを意味しているのかもしれません。
ことに松果体は脳内の中央、2つの大脳半球の間に位置し、2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれているという位置関係から考えても、ニュートラルな存在そのものであると言えます。
現代人の思考が物事を一方向からしか捉えることが出来ず、良い悪いと決め付けて中庸の立場に立つことが難しいのは、脳にある松果体が本来の機能を発揮していないからではないでしょうか?

古くから哲学者や神智学者は、松果体には神秘な機能があると考えていました。松果体は、光や宇宙の根源と関係がありそうです。
ヴァチカン美術館のピーニャの庭には松ボックリの彫刻があります。これは繁栄の象徴であるとされ松果体をイメージしています。

ホルスの目

『デカルトはこの世界には物質と精神という根本的に異なる二つの実体があるとし(現代の哲学者たちの間ではこうした考え方は実体二元論と呼ばれている)、その両者が松果体を通じて相互作用するとした。デカルトは松果体の研究に時間を費やし、そこを「魂のありか」と呼んだ。』(Wikipediaより抜粋)

『松果体は「第三の目」とも呼ばれている。なぜなら「光」は、受容体である目と連動しながら松果体を通して入るからである。そして受け取られた光は脳下垂体を通して下方に送り出され、身体の中の水分を通じてすべての細胞へと伝えられていく。このようにしてDNAが充電されることによって、意識も覚醒させられるのだ。』(エハン・デラヴィ)

『エジプトの「ホルスの目」は、人間の脳内の覚醒により、宇宙とつながる脳内ユニバースを表している。』(中山康直)

『松果腺は生まれたときには非常に発達している。子供が大きくなって松果腺に刺激が不足したり十分に使われずにいると縮小してしまい、右脳の感情や直感よりも左脳の論理を多く使い始めるようになる。』(シャーリー・マクレーン)


松果体を活性化させる方法は一般の健康法と同様であり、農薬や食品添加物など有害なものを体内に入れないことが基本です。

フッソ君

ことにフッ素の摂取が良くないようです。
アメリカでは虫歯予防の名目で公衆衛生局によってフッ素化が推進され、70%以上の都市で水道水にフッ素化合物が添加されています。日本でも多くの人がフッ素入りの歯磨き粉を使用しています。
ところが、フッ素は体内にリン酸カルシウム結晶として蓄積されていく毒物です。特に松果体に侵入する性質があり、松果腺組織を石灰化させてしまいます。
さらに、フッ素は胎盤を通過して母体から胎児へ移行し、子供の発達障害やアレルギーなどを誘引するという報告もあります。

また、松果体の石灰化を防止するためには、ミネラルバランス的にカルシウムに偏った食品もよくありません。その理由で、牛乳やカルシウムのサプリメントはおすすめできません。

体内の有害物質を除去する作用(デトックス作用)のある成分としてはビタミンK、ヨウ素、オメガ3、酵素、食物繊維などがあります。

・ビタミンK …納豆・緑黄色野菜・海藻
・ヨウ素 …海藻
・オメガ3 …ヘンプオイル・フラックスオイル・フィッシュオイル
・酵素 …味噌・納豆・ぬか漬け
・食物繊維 …麻の実ナッツ・サツマイモ
・その他 …スピルリナ


もちろん、食べ物に注意するだけではなく、日頃から意識をして物事を多角度的に考える習慣を付けておくことも松果体の石灰化を防止することに役立つでしょう。

人間関係の2つの視点は、自と他、男と女、親と子、ギブとテイク……ですが、第3の視点は、響き合い、通電し合って同時に光輝くことです。
この人間関係の第3の視点は相互作用を意図するので、よく言われるギブ・アンド・ギブとは次元が異なります。

(やしろたかひろ)


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