咲き乱れる「同期の桜」に錨と猫
咲き乱れる「同期の桜」に錨と猫
昨日は、桜の名所がある栃木県栃木市を散策してきました。
今回初めて行った錦着山公園(きんちゃくさんこうえん)は標高80mの小さな山ですが、この時期は山全体が桜に包まれています。
頂上には社があります。もともと明治政府と士族が戦った戊辰・西南戦争の戦死者を祀るために明治12年に建立されたもので、昭和14年招魂社制度の改正により錦着山護国神社となったらしい。日清・日露戦争、満州・日支事変、大東亜戦争などの英霊たちが合祀されています。
ここから錦着山に登っていきます。小さな山なので子供でも楽々。
足元を見れば、かわいい花も咲いています。
護国神社が見えてきました。
旧内務大臣が指定した指定護国神社は全国に51社あるそうですが、それ以外にもこのような指定外護国神社がたくさんあります。
昔の人は国のために殉職した人々の霊を大切に扱っていたことをうかがわせます。
着きました! ん?なにかいる。
境内には数匹のネコが住み付いているようです。この子が急に近づいてきたかと思ったら、スリスリされてしまいました。
つい先日、エイプリルフールの記事に写真をアップしたあのオモチャのネコに似てないですか? ⇒この記事 …またシンクロか。人が想像したことは現実化する。
境内に船の錨(いかり)が置かれています。
「桜に錨」を、不覚にも「さくらにねこ」と読んでしまった!白ネコが視界に入ってた。
「同期の桜」の碑。
美しく咲き乱れてはかなく散る桜は、兵隊たちの象徴だったのですね。
そう考えると、桜という花は奥が深い。
眼下に、栃木市の町並みが見えます。
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錦着山を離れて、次の桜の名所へ。
これは通称「桜のトンネル」。ゴルフ場の横にあり大平山神社へ向かう道路です。
標高341メートルの山頂近くにある大平山神社の桜は、今回はまだ三分咲きぐらいでした。
大平山の桜は去年撮影した写真がありますので、下記ページでご覧ください。
http://iyasaka.saloon.jp/article/93067646.html