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行動が先か、マインドが先か?望む結果を得る宇宙の法則

行動が先か、マインドが先か?望む結果を得る宇宙の法則

ジェリー・ヒックス&エスター・ヒックス夫妻

アメリカには、私たちが抱えている一つ一つの問題に対して、とても深い視野で智慧を伝授してくれる宇宙存在とコネクトするチャネラーが続々と現れています。

その中で私が最初に影響を受けたチャネラーは、90年代に著書『神との対話』が日本でもベストセラーになったニール・ドナルド・ウォルシュ氏でした。
そして、最近ではバシャールの言葉を降ろしているダリル・アンカ氏や、エイブラハムのメッセージを降ろしているジェリー・ヒックス&エスター・ヒックス夫妻などが居ります。

日本人のチャネラーが発信するものはやや一方通行的なものが多いように感じますが、アメリカ発のものは人々の個々の具体的な疑問に対してリアルタイムで対話形式で答えてくれる場合があります。
なぜアメリカにこのようなチャネラーが次々に現れているのかと考えましたが、アメリカという国が世界の情報の発信源になり得る事、またアメリカという社会自体がそのような情報を必要としている事などがあるのではないでしょうか。


さて、私たちはこれら高次元の存在からのメッセージの内容を頭では理解したつもりでも、それを自分のマインドの中にしっかりと刻み込んで日常の行動に反映させるレベルにはなかなか至らない場合が多いと思います。
それが難しい理由は、「わずかの懐疑心」があるからです。

例えば、エイブラハムと質問者のやりとりで次のようなものがあります。

質問者:
あなたがたは「行動は創造しない」「結果は自然に現れる」とおっしゃっています。
そこで、質問があるのですが…

お金は木になることはないですよね。お金は常に、他人から与えられるものです。
そして、お金を得るためには、誰かから盗むか、他人にとって価値のある何かを提供するしかありませんよね。
ソファーに座って、望むことについて考えて、お金を求め、既にお金を持っている気分になって、他人にとって価値のある行動を何もしなくてもお金は入ってくるのでしょうか?

エイブラハム:
まずはじめに、あなたは非常に大きな決めつけをしている。あなたの勘違いは「価値は行動によってのみ生まれる」ということだ。

人は良く、「運悪く病気になる」「運よく健康だ」と言うが、そういうことではない。
要は、個人個人が「健康を受け入れているか、そうでないか」の違いだけなのだ。

お金に関して言えば、多くの人は「世界にあるお金の山から奪い合って自分の分を確保しなければいけない」と勘違いしている。

あなたは「豊かさは他人によってのみ得られる」と言ったが、それでは、この地球を豊かなものにしたのは誰なのかな?
この地上にある富を創造したのは誰なのだろうか?
すべての現実は波動的なものだ。

質問者:
思考は波動であることは理解できているのですが。
ということは、ソファに座って集中していればお金は流れ込んでくる、ということですかね?

エイブラハム:
あなたは、ただ、集中するだけでいい。意識の集中こそが、本当に価値のあることなんだ。
ただし、ヴォルテックスの外から集中しても、人生は一向に変化しないだろう。
ヴォルテックスの中から集中すれば、人生は大きく変わる。
あなたが持っている唯一の力は、思考が持つ力なのだ。

質問者:
ほとんどの人は、何もしないで収入を得たいと考えています。

エイブラハム:
ソースエネルギーとどれだけ調和しているかが、あなたがどれだけお金を得るかに関係しているのだ。
あなたは、先にお金をくれたら波動を調和させることができると言うが、順番が逆なんだよ。
先に波動を調和させれば、残りのすべての望みが流れ込んでくる。それが法則だ。
あなたが波動を調和させれば、望みを叶える行動はインスピレーションとしてやってくるだろう。
あなたは今までにないほど忙しくて、活発な人間になるだろう。



この質問者は波動に対する理解を示しながらも現実論とのギャップに悩んでいることが分かります。このような思考に陥りがちな人は多いと思います。

自分の頭の中で80パーセントまでは納得していても、残りの20パーセントの部分で「現実問題として、そんなことで本当にうまくいくのだろうか」という疑いの心があると、その先へ進むことができないのです。


このブログの前回の記事の中で、成功するための8カ条をまとめましたが、実は、それは私自身の体験から導き出した訳ではありません。

これまで私がリアルで知り合った人の中に、バシャールやエイブラハムと同じような事を自己の自然な思いから出てくる考え方として発言している人が居ります。年齢の若い人です。
その人は自分の言葉と感情が一致しており(つまりマインド設定が完全に出来ており)、それが具体的な行動につながっています。その結果、物理的な現実として成功を手に入れています。
そして、あの8カ条は私がその人の生き方を分析してまとめたものであり、私自身の今年の目標です。

エイブラハムのメッセージの中に「お金は空気のように自然に出たり入ったりするものだと考えれるようになれば、お金はどんどん流れ込んでくる」という内容の話があるのですが、その人は目的と金額の面で一般人の感覚から見たら驚くようなお金の使い方をしています。
その人の真似という程のレベルにはまだ達していないのですが、私は、この年末年始の間にワークショップの受講費と歯科の最先端の保険外診療費とで百数十万円の支払いをしました。
その行動の結果として気づいたことは、「今の自分には、この目的のためにこの金額を支払うことが出来る能力と器があったのだ」ということでした。

ごますり

また、最近私が学びを得た事柄の結論として、自分が相手に気に入られるために建前の言葉を使うのはもうやめようと思いました。
心身症の親に育てられた人や仕事で営業職を長い間経験している人などは、つい本音と建前を使い分ける癖が出てしまいがちです。
しかし、自分の言葉と本心とが一致していないことによって波動が乱れ、かえって望む結果を得られないことが多いのです。
相手の機嫌を取るために本心とは違う言葉を発するということは、ある側面で、自分の楽しみよりも相手の機嫌を優先しながら生きていることになります。さらに、もう一つの側面では、相手をコントロールする目的でその相手を騙していることになります。
そして、そのような無理をし続けていると、その場に本人が居ない所で悪口を言って盛り上がるというようなネガティブな行為に走りやすくなります。普段、八方美人を演じなければならない人たち、例えばサラリーマンの酒の席で良くあることです。
今自分は何がしたいのか、何が好きなのかを自分に対しても他人に対しても正直に発言することによって、宇宙に対して自分の望みを明確に宣言することになるのです。


上記エイブラハムのメッセージの中に「ヴォルテックス」という言葉があります。
これはエイブラハムの造語で、波動が高い状態で良い気分でいる状態の事を言うらしいです。つまりバシャールの言う「ワクワク」に近い意味の言葉だと思います。
自分のマインドをヴォルテックス(ワクワク)の状態に安定させて、望む結果をリアルにイメージすることが出来れば全てが上手くいくということです。

「走りながら考えろ」…バブル時代にビジネスの世界で良く使われた言葉です。
行動が先、マインドが後という考え方であり、当時会社が社員を馬車馬のように働かせるために用いた常套句でした。
しかし、そういう人たちが築き上げたバブルはとても短い期間で崩壊してしまいました。
辛い、キツイ、疑わしい……といったネガティブなマインドで行動しても上手くいかないのです。

宇宙の法則から言えば、行動よりもマインドが先だったのです。

2018年

私達の世界は、統合する世界と分離する世界の二つのタイプの世界に分離中です。それぞれの世界はお互い真逆に向かって進んでいます。

統合する世界では心をベースにした世界を形成してゆきますので、自分軸で動く世界となります。
これを旅のスタイルで捉えて説明すると、限りなくバックパッカーのような感じです。
自分の心を地図とし、感情コンパスを使って心が指し示す道を進んでゆく、限りなく自分構築型の人生となります。

一方、分離する世界では今までと変わらない世界を体験してゆく事になりますので、一般的や平均的といった線路に沿って進んで行く事になります。
これを旅のスタイルで捉えて説明すると、ツアー型の人生となります。
自分で構築するよりも用意されている道順を皆と同じスタイルで追う人生となります。

―バシャール

(やしろたかひろ)

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