弥栄-いやさかの会

新元号「令和」に込められた神様との誓い「世界に一つだけの花」が咲く弥勒の世

新元号「令和」に込められた神様との誓い「世界に一つだけの花」が咲く弥勒の世

バラ

「令和(れいわ)」は「平成」の意図を引き継ぎながらも、さらにより高度な波動を持つ元号であると私は考えます。

「令」という文字が「神様のお告げ」を意味するという事は、私はテレビに出演されていた言語学者、金田一秀穂氏の解説で知りました。

また、「令」という文字には自然現象を示す意味もあり、まさに万物に神様の意思が宿ると考える日本人の精神文化がこの文字には込められています。

デジタル化の社会にあって、このようなスピリチュアルな元号が定められたことは、ある意味でバランス感覚が生じる働きでもあり、凄いことであると思います。


安倍首相は会見でこのように述べました。

「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている。
万葉集は、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民など、身分を問わず幅広い人々が詠んだものだ。
悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然など、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく。
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。
新元号の「令和」には、そうした日本でありたいとの願いを込めた。

平成のヒット曲に『世界に一つだけの花』という曲がありましたが、若者たちがそれぞれの花を咲かせることができる日本を作り上げていきたい。


最近の国内ニュースを見ると、パワハラ、いじめ、親の子に対する虐待といったような話題が続き、今の世の中は「自分だけ良ければ」と考える人々が増えてきているように見えます。

また、孤独死も話題になってきており、核家族や少子高齢化、地域コミュニティの崩壊などの弊害が表面化してきています。

このように、マスコミから発信されるニュースはネガティブなものが多くクローズアップされているため、まるで人々の心が荒廃した時代の到来を印象づけられてしまいます。

しかし、冷静な気持ちでSNSなどを覗いてみると、高い意識を持つ人々も存在していて、今は人間が両極に分かれてきているように思います。


「昭和」の後期における「コミュニティ」という言葉のイメージには、反戦、共産主義など特定の政治思想を持つ人々の生活共同体や、新興宗教団体の集団活動を連想させられる面がありました。
これらの集団は、個別の人格が否定されて、異質のものが排除され、全体の目的の中に自己のアイデンティティを埋没させることを強いられるものです。

「平成」期のコミュニティでは、カリスマ的なリーダーや厳格なルールによる支配といったものが排除されて、異質のものを受け入れ、相互扶助を主たる目的とするフラットな集団を構築する試みが始まりました。まさに「平らに成る」動きです。

そして、これから始まる「令和」期のコミュニティでは、第四次産業革命という世の中の大変化の中で、一人一人の人間がいかに自分らしく生きていくかというテーマが大きく掲げられるのではないでしょうか。


人間の心理的・精神的な区分けとして「男性性」と「女性性」という2極がありますが、これから新たに「人工知能」という第3極が登場してきます。「人工知能」が私たちの生活、そして人生そのものに密着し、影響してきます。
3極のバランスによって、ニュートラルな意識が生まれてきます。ニュートラルはゼロの状態であり、ゼロ意識は無限の創造に繋がります。

パーティー

以降は男性性か女性性かというように直線的に考えるスピリチュアリティが終了し、一人一人無限に存在するアイデンティティが尊重されて、優劣の概念が無くなり、互いに生かし合うスピリチュアリティと、それに基づいたコミュニティが生まれてくるでしょう。

すなわち「令和」の文字通り、一つ一つの花が大きく咲く和やかな世界が日本から始まるのです。

(やしろたかひろ)

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