結婚制度についてどう思いますか?
結婚制度についてどう思いますか?
選択的夫婦別姓の是非が議論になっていますが、そもそも結婚制度というもの自体が古い考え方に基づいた制度であり、時代に合わないという意見もあります。
スピリチュアル界にも、結婚制度に対する問題点の指摘や、制度自体の不要論が多いのが事実です。
江原啓之氏は、結婚に伴う社会的な圧力や期待が、真の幸福から人々を遠ざけることがあると指摘しています。
一方で、結婚はお互いの魂の成長を助け合うためのものであるという視点も強調されています。
本田健氏は、結婚が経済的・社会的な側面から強調されることが多く、個々の感情や魂のつながりが軽視されることがあると指摘しています。
一方で、本田氏の著作には、自身が結婚生活を通じた学びや、パートナーシップの大切さをスピリチュアルな視点から語っているものもあります。
美輪明宏氏は、結婚制度が人々にプレッシャーを与え、必ずしも個人の幸福に繋がるものではないと強調し、結婚よりも大切なのは、個々の成長と愛情、自由な選択であると主張しています。
中山康直氏は、結婚制度には意味が無い、夫婦とはありえぬ神秘である、といった強い口調で、結婚や夫婦という概念に対して否定的な立場を取っています。
その中山氏には2度の結婚歴があることが神秘です。
一般的に結婚とは、その国の法律に従って役所に婚姻届の提出という手続きを行い、結婚式を挙げることをいいます。
世界には1対1ではない結婚を認めている国や、同性婚を認めている国もあります。
いずれにしても、手続きや儀式は一種の「契約」であり、一定の拘束力を持ち、互いに相手に対して義務や責任を負わせるものです。
そのような結婚制度に意味があるかどうかを考える前に、結婚制度に限らず、私たちの社会にはなぜ「契約」というシステムが存在するのかについて考える必要があると思います。
それは、人類の意識レベルがまだ発展途上だからです。
人々の意識が高度に進化し、愛に満ちた社会であれば、すべての物事が完全な信頼関係によって成り立つので、契約も法律も警察も軍隊も必要ありません。
しかし、まだ私たち地球人の意識がそのような段階には達していないため、私たちの社会がそのようなものを必要としているのです。
地球上では、家族という単位で支え合う人間関係が形成されています。
男女が結ばれると新たな家族となり、子供が生れるとまた新たな家族になります。
これから家族としてお互いに支え合うことを約束する手段が、結婚制度です。
結婚制度そのものにはポジティブもネガティブもなく、人類の意識の中に本物の愛が芽生えれば契約をすることも約束をすることも必要が無くなるので、結婚制度は自然消滅することになるでしょう。
結婚について考える時に、シリウス系の地球外知的生命体であるバシャールの話が非常に参考になります。
バシャールが住む惑星では、結婚という儀式は無いが結婚という状態はあるといいます。
そして結婚の状態は、儀式によって作られるものではなく、その人のエネルギー、精神、心、魂の中で作られるものであり、結婚の目的は、各人がより「本当の自分」になることを許し、サポートし合うことだと話しています。
彼らの惑星ではすべての人間関係が愛で満ち溢れているので、すべての人々と結婚している状態なのです。
バシャールは言います。
「その相手と合意ができているならば、好きにしなさい。」
互いに結婚を望んでいるのであれば、結婚制度を活用することが互いの愛を表現する行為になるでしょう。
互いに結婚を望んでいないのであれば、事実婚を選択することが互いの愛を表現する行為になるでしょう。
「結婚制度はいらない」と発言する場合、その発言をする人の意識の中に愛があるかどうかによって意味が違ってきます。
「愛は冷めることがあるから」、「別れた時に相手に対して責任を負いたくないから」と考えているうちはまだ発展途上ですね。
(やしろたかひろ)
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