アセンションとは何か 弥栄-いやさかの会

神との対話 -政治経済、大麻 アセンション考【いやさかの会】

「神との対話」

※本ページの記事はサンマーク出版「神との対話」より引用しています。

政治経済

大麻について

政治とはつまり、権力者が自分の利益を全国民の利益だと納得させる方法だ。
あなたがたの社会では、おおぜいの人のためになることでも、誰かが巨大な利益を上げるものでなければ無視される。

大麻が禁止されている表向きの理由は健康に良くないということだが、じつは、タバコやアルコール以上に習慣性や健康上の危険があるわけではない。
もし大麻が栽培されると、世界中の綿花栽培業者やナイロン、レーヨン生産者、それに木材生産者の半数がたちゆかなくなるからだよ。
大麻は地球上で一番強く丈夫で長持ちがして、役に立つ材料のひとつだ。
どうして、大麻を利用して紙をつくらないのかな? 大麻は安く栽培できて、収穫が容易で、強いロープができるし、長持ちする衣服ができるし、地球上で最も効果的な薬品さえできる。

この奇跡のような植物の栽培を許可すると、誰かが損をする。電気自動車の大量生産や、手ごろな料金の行き届いた医療制度、各家庭での太陽熱を利用した発電がなかなか実現しないのも、同じ理由があるからだ。

浪費と退廃

あなたがたは、計画された浪費と退廃の社会に住んでいる。

自動車のコストは三倍、耐久性は三分の一、衣服は10回着たらぼろぼろになるようにつくられている。
食品には化学物質を添加して、店の棚に長く置いておけるようにし、それで人間の寿命が縮まることになっても意に介さない。
スポーツチームには、ばかげた努力の代償として、腹立たしいほどの金を支払って応援し持ち上げるが、教師や聖職者、致命的な病気の治療法を発見しようと闘っている研究者には、金を乞い求めさせておく。
スーパーマーケットやレストラン、家庭では毎日、地球の全人口の半分を養えるほどの食べ物が捨てられている。
どこでも、恵まれない人たちはしいたげられ、生きていくのがやっとで、一方、少数の権力者は富を守り増やし、絹のシーツで寝て、金のバスルームを使う。

やせ衰え、骨と皮になった子供たちが、涙にくれる母親の腕の中で死んでいくというのに、かれらの国の指導者たちは政治的腐敗につかり、寄付された食べ物は大衆の手には届かない。
こんな状況を変える力を誰も持っていないように見えるが、実は問題は力ではない。
誰も、その意思をもっていないことが問題なのだ。他人の苦難を自分の苦難と考えない限り、いつまでもこのままだろう。
自分の家族は愛しているが、あなたがたは、自分を人類という家族の一員とは見ていない。

公開法

世界の人口の5分の1が資源の5分の4を消費している。恵まれた少数が無意識に浪費しなければ、すべての人にいきわたるだけ充分にあるのだよ。
金銭の動きをオープンにするだけでも、たくさんのことが職場からも、世界からも消えるだろう。
皆が本当のことを知ったら、世界で今行なわれていることの90%は許されなくなるだろう。
一種の「公開法」を取り入れるといいんじゃないかな。これは挑戦だよ。
すべてがはっきりと見え、記録をたどることができて、数字を確認できる、オープンな国際通貨制度をつくりなさい。
世界規模で新しい通貨をつくり、サービスや商品を提供すれば貸し方が増え、使ったサービスの分だけ借り方が増えるようにする。
すべては、この貸し方、借り方で計算する。投資の見返り、相続財産、賭け事の儲け、給料や賃金、チップ、何でもだ。
そして、誰の帳簿でも見ることかできる。
お互いのことがわかるだけではない。企業は、商品の値段だけではなく、コストもわかる。(値札に価格とコストの両方を記さなければならなくなったら、企業はどうするだろう?)

世界政府

短期的には、統一された世界政府をつくり、世界裁判所で紛争を解決する。それが答えだろうね。
そして、世界平和維持軍をつくって、どんなに強力で影響力が大きな国であろうとも、よその国を攻撃できないようにする。
だが、それでも地球から暴力はなくなるまい。
平和維持軍は、暴力を止めるために暴力をふるわなければならないかもしれない。
あなたがたの世界では、ひとつの国家が不当に大きな権力を握り続けるべきではない。
大きな力は、地球上に存在するすべての国家の集団にゆだねなければならない。
この方法だけが、世界に究極の平和をもたらす。
一国が侵略されたら、160カ国全部が立ち上がるだろう。
同じく、貿易相手の大国に経済的に脅かされて言いなりになることもないし、外国からの援助のためにガイドライン遵守を強要されることもなく、人道的な支援を受けるために特定の政策を義務づけられることもなくなる。
世界秩序をつくり直すための最初の仕事は、誰でも、どこの国でも、平等のチャンスが与えられるようにすることだ。
現在、世界の富や資源の大半を所有し、支配している者がそれを手放さないかぎり、これは実現しない。

すべての人々に、基本的ニーズの充足と、向上するチャンスとを保障するためには、二つの変化を起こすことだ。
ひとつは政治的パラダイムの変化、もうひとつは霊的な変化だよ。
世界統一政府をめざす運動には、国際紛争を解決する強力な世界裁判所と、自らを統治するために選んだ法律に強制力を与える、平和維持軍が必要だろう。
地球上の全国家から二人ずつ代表が集まる世界上院議会と、各国の人口に比例した数の代表が集まる世界下院議会もいるだろうがね。
アメリカ合衆国の憲法は、神が与えたひらめきにもとづいている。
新しい世界憲法でも、同じ権力のバランスについて定めるべきだよ。アメリカと同じく、行政、立法、司法の部門がつくられるだろう。
各国は平和維持警察を持ち続けるが、軍隊は解散する。
物質的に生存する苦労がなくなれば(わずかばかりの安定を獲得するために、力で成功する必要がなくなれば)、人間の精神が昂揚する。
真の機会を前にすれば、精神が下落することは決してない。魂は、もっと高い経験を求めている。

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