アセンションとは何か 弥栄-いやさかの会

資本主義から人間主義へ

資本主義から人間主義へ

現代社会の諸問題の原因は、人類の意識が向上せずに、科学技術や経済だけが発展してしまったことにあります。

人の生命よりも経済を優先する利権社会

証券

東電(原発)やJR北海道の問題で明らかになったことは、企業が生命の安全よりも経営の効率を優先していたということでした。
人間の生命の安全や労働者(従業員)の生活よりも、経営の効率、すなわち株主の利益が優先されるのが資本主義社会です。

個人よりも法人のほうが保護され、労働者よりも資本家のほうが保護され、人間よりもお金のほうが大切にされるのが資本主義社会です。
自民党議員への個人献金のうち72.5%が電力会社関連から提供されていたことが報じられました。
日本は民主主義だと言いますが、現実には、お金持ちや大資本家が大きな利権を持って政治や社会を牛耳っている独裁社会なのです。

原発事故によって必要になった巨額な賠償費用や復興費用が、結局、何によって賄われるのかというと、東電労働者のリストラと、私たち国民の税金で賄われるようです。


巨額な医療費が、日本の国家財政を破綻させようとしています。
日本における寝たきり老人は、他の先進諸国に比べて突出して多いのですが、それは日本では予防医学が発達しておらず、病気になってから薬でその人の延命治療をする医学が中心になっているからです。

政治に対して圧力を掛けて予防医学の発展を阻止しているのは、医師会という利権組織です。
薬が必要な老人が増えれば増えるほど、薬を処方して利益を上げている医者が儲かるからです。
このように、利権を持つ一部の人たちのエゴが、社会全体の進歩を妨げている現実があるのです。

大麻取締法はエゴの象徴

軍艦

GHQの占領政策によって制定された大麻取締法は、まさに巨大利権の象徴であり、人間のエゴの象徴です。
アメリカの狙いは麻の産業を抑制し、日本を石油製品のマーケットにすることでした。

大麻の吸引で廃人になるというのが戦後の定説のようになっていますが、現実には、逆に大麻吸引で精神疾患を治したという人がたくさんおります。
大麻が医療用や産業用に自由に利用できるようになれば、予防医学やバイオエネルギー関連での進歩が期待されるでしょう。[※参考:大麻を正しく考える国民会議

エネルギー問題で言えば、人口に対して国土の狭い日本で、必要なエネルギーのすべてをバイオエネルギーだけで賄う事は難しいだろうと思います。
しかしながら、静岡県にある木の花ファミリーというエコビレッジでは、生活に利用する車を食用油の廃油で走らせています。
国の政策によって、農業の振興と並行して、地域単位で積極的にバイオエネルギーを活用するようにすれば、少なくとも原子力発電所は不要になるでしょう。
ところが、そのような政策がこれまでなかなか進展しませんでした。


私は以前に、自分がお世話になっている人にフリーメーソンのメンバーがいるという人と出会ったことがあります。
その人は若い女性なのですが、「経済の発展のために戦争は必要です。」と、大真面目に話していたのが印象的でした。
現在、世界中で起きている戦争や地域紛争の多くも、大資本家の利権、エゴが絡んでいます。
「火垂るの墓」や「白旗の少女」に描かれているような悲劇は、今でも世界のあちらこちらで現実に起きているのです。

誰でも安全で、安心して暮らすことのできる社会を創ることは本当は簡単なことなのに、一部の「利権」を持つ人たちのエゴのために、それが非常に難しいことになっているのです。

人間主義社会への転換

家族

今、共産主義でも資本主義でもない、人間主義社会へ転換しなければならない時です。
そのために、人類の意識改革が必要です。

学校教育は知識だけの詰め込みの場にするのではなく、必要最小限の知識を習得させた上で、平和ですべての人々が幸せに生きていける社会にするためにはどうしたら良いかということを、学生たちに自ら考えさせるカリキュラムを設ける必要があります。
そうすれば、若い人たちの中から、今までとは全く違う経済システム、社会システムのアイデアが出てくるかもしれません。
そのような創造的な教育を施すことのできる教師は、本当の意味で「聖職者」になるでしょう。
そして、学校だけではなく、家庭や職場、地域社会など至るところに聖なる教育者が誕生すれば、いよいよ弥勒の世・弥栄の世が到来します。


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