アセンションとは何か 弥栄-いやさかの会

神との対話 -なぜ生きるのか アセンション考【いやさかの会】

「神との対話」

神との対話

人間はなぜこの世に生まれ、何を目指すのか?
ニール・ドナルド・ウォルシュ著「神との対話」は、このテーマについて、明確に答えを出してくれている著書です。

日本語訳版は2001年に発売され、日本でもベストセラーになりました。
人類と地球外生命体との対話に関する初期の話として、バシャールなど後のチャネリングブームの火付け役となった本ということもできるでしょう。

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私たちはなぜ生きるのか

宇宙の、まずはじめにあったのは「存在のすべて」、それだけだった。ほかには何もなかった。
「存在のすべて」は、自分自身の絶対的な素晴らしさを知ってはいたが、素晴らしいとはどんな感じなのかということを、体験的には知りえなかった。
なぜなら、「素晴らしい」とは相対的な言葉だから、「素晴らしくない」とはどういうことなのかわからなければ、素晴らしいとはどんなものものなのかを知ることができない。
否定があって、肯定があるからだ。

そこで「存在のすべて」は計画を立てた。
自分が何であるかを体験的に知るために、自分を分割した。
栄光の一瞬に、突然物理的な宇宙が創造され、「これ」「あれ」「どちらでもないもの」という三つの要素=相対性が生まれた。
またさらに爆発して、無数の小さい破片になった。そのエネルギーのひとつひとつが「霊」と呼ばれるものである。
純粋な「霊」であるあなたがたは、概念として知っていることを体験として知るために、創造されたばかりの物質的な宇宙に入り、記憶を捨て、本来の自分ではないもの(愛ではないもの、不安)と対決しなければならなかった。

あなたがたはつねに、神聖なる全体の中の部分、身体の一部だ。
だから、地上でのあなたがたの仕事は、自分が何者であるのかを思い出すこと(すでに知っていることなのだから、「学ぶ」のではない)。そして、ほかの人にも、それを思い出すように仕向けることなのだ。

キリストの役割について

イエスと呼ばれる人間は、地上のものでばない霊が人間の身体を満たし、子供のうちに学ばせ、成人させ、そして自己に目覚めさせた。
イエスひとりではない。すべての霊が地上のものではない。

すべての魂はべつの領域から来て、身体に宿る。だが、すべての魂が、ひとつの「生涯」で自己に目覚めるわけではない。
イエスは目覚めた。彼は高度に進化した存在だった ―神と呼ぶ人もいる― 彼は目的があって、使命があって、あなたがたのもとへやって来た。わたしたちの魂を救うために。
ある意味ではそうだ。だが、永遠の地獄からではない。彼の使命は、ほんとうの自分を知らず、経験もできないひとたちを救うことだったし、いまもそれは変わらない。
彼は、あなたがたが何者になれるかを身をもって示そうとした。受け入れさえすれば、あなたがたはすでにそうなのだ。

イエスはお手本になって、導こうとした。だから、「わたしは道であり、生命である。わたしについてきなさい」と言ったのだ。彼に従属するという意味で、「わたしに従いなさい」と言ったのではない。誰もが彼の手本にならって、神と一体になるという意味で言ったのだ。
彼は、「わたしは父とひとつであり、あなたがたは兄弟である」といった。これ以上に簡潔な言葉はないだろう。


麻炭のはなし

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