神との対話 -性について アセンション考【いやさかの会】
「神との対話」
性について
トムとマリーのはなし
私が作った全ての物には、宇宙に信号を発信する発信機(脳の視床下部にある)を植え込んだ。
人間にも、動物にも、植物にも、岩にも・・・
あなたは、たった今も、自分の中心から、あらゆる方向に向かって、信号(エネルギー)を発信している。
このエネルギーは、波動となって外へ向かう。
あなたから離れて、壁を通り抜け、山を越え月を越えて、永遠に向かって進んで行く。
あなたの思考エネルギーは、敏感な相手なら、それを感じ取る事が出来る。
このエネルギーは、引力の法則のように、似た者同士を引き付ける性質を持っている。
あなたが発する言葉が、あなたの行動が、このエネルギーに影響を及ぼしているからだ。
世界は常に、このエネルギーに満たされ、エネルギーの交換をし続けている。
愛し合う二人がいるとしよう。
その二人を、トムとマリーとしよう。
トムは、宇宙に向かって、全方向にエネルギーを発信している。
そのエネルギーの一部は、マリーにも到達する。
マリーもエネルギーを放出していて、その一部がトムにも届く。
二人の想い・この思考エネルギーは、二人の中間で出会い、溶け合い新しいエネルギーになる。
この新しいエネルギーを、「トマリー」と名づけることにしよう。
二人の間に出来た、新しい身体みたいなものだ。
二人それぞれにつながっていて、二人がエネルギーを注ぎ続けている中間の身体である。
トマリーは、一つになった歓び、崇高な祝福された歓びを感じている。
トムとマリーは、遠く離れた場所にいても、このトマリーの感情を感じとる事が出来ている。
だから二人は、このトマリーに到達しようと徐々にお互いが近づく。
二人が一つだと知っている場所、一つになるとはどんな事かを知っている場所に、行こうとする。
二人の距離が、二人の間にいるトマリーに近づき、トマリーのエネルギーの密度も高くなっていく。
二人は更に近づき、密度も更に高まる。
もう2~3メートルの距離しかない。
トマリーは熱くなる。
エネルギーの振動は、猛スピードになる。
二人は燃えている。
二人は更に近づき、触れ合う。
耐えられない位の感覚になる。
触れ合った瞬間、二人はトマリーのエネルギーを、濃密に凝縮されて一つになった存在を感じ取る。
ピリピリと電流のようなものが、身体を駆け抜ける。
触れ合う所が、熱くなる。
このエネルギーは、下半身のチャクラ(人間にあるエネルギーの集合場所の1つ)で凝縮される。
トムとマリーは、熱くなって抱き合い、トマリーのように、一つに溶け合いたいと思う。
トムの身体は、マリーの中へ入る用意が出来、マリーの身体は、トムを中へ受け入れる用意が出来た。
ピリピリと流れる電流、炎は激しく燃え盛り、二つの身体が合体する。
トムとマリーとトマリーが、一つになったのだ。
激しく情熱的に、二人はうねり、動く。
お互いを更に求め合い、更に密接になる為に。
そして二人は爆発する。
肉体に、ケイレンが起こる。
指の先にまで、振動が走る。
爆発して一体となった時、二人は生命そのものを体験するのだ。
そこから、物理的な形で第三の実在が生じる。
こうして、トマリーの分身が創造される。
二人は、生命を創造したのだ。
性教育について
身体の自然な機能を間違った恥ずべきことだと、子供たちに教えるのはやめなさい。セクシュアルなことはタブーだと思わせるのもやめなさい。それよりも、あなたがたのロマンチックな部分を見せてやりなさい。抱きあい、ふれあい、やさしく愛撫しあう姿を見せてやりなさい。
両親が愛しあっていること、愛を肉体的に表現することは、自然なすばらしいことなのだと教えてやりなさい。
子供たちがセクシュアルな感情をいだいたり、好奇心や衝動に駆られはじめたら、時々の新しい経験に罪悪感や恥辱感ではなく、喜びや誇りをもてるようにしてやりなさい。
それに、肉体を子供たちの目から隠すのもやめたほうがいい。キャンプ先の池や、庭のプールで裸で泳ぐのはいっこうにかまわない。ローブも着ないで寝室からバスルームに行く姿を見て、脳卒中を起こすような子供には育てないこと。必死になってごまかし、隠したり、禁欲したりする必要もない。
親がすなおに自分の姿を見せれば、子供たちは親もセクシュアルな存在だと考える。自分もいつかそうなるのだと思う。子供は親のまねをして育つのだから(セラピストに聞けば、親の「行為」を想像できないおとながいることがわかるだろう。セラピーを受ける患者は、そういう想像をしようとすると怒りや罪悪感、恥辱感にさいなまれるのだが、自分のどこがおかしいのかわからない)。
子供だちとセックスについて話したり、笑ったりしなさい。自分のセクシュアリティに誇りと喜びをもてるように教え、導きなさい。
最初のキス、最初の抱擁、最初のふれあいから始めなさい。キスしあい、抱き合う親の姿を見せなさい。