弥栄-いやさかの会

「大嘗祭」で使う米の産地が栃木県と京都府に決まった意義

「大嘗祭」で使う米の産地が栃木県と京都府に決まった意義

麻の歌

報道されているように、2019年11月に行われる皇室の重要祭祀「大嘗祭」で使う米の産地を占う「斎田点定の儀」が皇居で行われ、その結果、産地は、栃木県と京都府に決まりました。
斎田点定の儀とは、亀の甲羅を火で炙った際にできるひびの入り具合で産地を決める占いです。平成の斎田点定の儀では秋田県と大分県が選ばれました。

栃木県は全国一の麻の栽培地、京都府は丹後、西陣を擁する全国一の絹織物の生産地です。
「天皇家では皇位継承の時にアラタエ・ニギタエと呼ばれる、麻と絹の神衣をお召しになって五穀豊穣・国家安泰を祈願しながら天照大神と一夜の食事を共にするという神事をします。」(中山康直)
http://www.ooasa.jp/know/index.php?makoto_01

日本は米と麻と絹の国です。
占いで栃木県と京都府が選ばれたとことは天の采配!?日本復活の兆し。
「令和」という元号が決まったきっかけとなった万葉集の中でも、麻の歌、絹の歌が詠まれています。

「麻」とは、敗戦時にGHQの命令によって日本で栽培が原則禁止された薬草「大麻」のことです。

(やしろたかひろ)

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