【バシャールの針の目の話】8月にゲートが閉まるのか?
【バシャールの針の目の話】8月にゲートが閉まるのか?
バシャールは、2020年の夏に人類の二極分化が最終段階を迎え、針の目のように狭くなっているゲートが完全に閉まってしまうので、この時期までにポジティブな生き方に転換する必要があると話していました。
いよいよ、そのタイムリミットが間近になったわけですが、果たしてゲートは本当に閉まってしまうのでしょうか?
私の結論は、「ゲートは閉まらない」です。
何故ならば、私たちは一瞬一瞬を生きており、瞬間的に別のパラレルを行ったり来たりしながら成長を続けている存在であるということを、バシャール自身が過去に何度も言ってきたからです。
人間は成長をし続けるために存在しており、もし成長を止めた時には人間としてこの世に生きている必要が無くなってしまいます。
そして、パラレルワールドというのは実際には二極分化というような単純なものではなく、人間の数だけ無数のパラレルワールドが存在しているのです。
それでは、バシャールは何故、あえてゲートの話をしたのでしょうか。
バシャールは昨年の段階で「2020年はクレージーな年になる」と予言していました。
実際に、誰の目から見ても今年はクレージーな社会現象が起きており、自分の軸をしっかりと持っていないと切り抜けることができない厳しい状況にあります。
したがって、ゲート発言はバシャールなりの私たちに対する愛であり、「とても厳しい2020年になるので、ここをしっかりと乗り切りなさい」という煽りだったのではないかと私は考えています。
ただし、占星術的に言っても、2020年は人類の意識的な進化が促される重要な年であり、そのためアセンションの本番であるとも言われています。
コロ〇騒動は時代が大きく変わるプロセスで破壊と再生のエネルギーの現象化として起きており、この時期をどのような意識で過ごすのかによって、自己の成長を加速させていく人とそうでない人とに分かれるということは確かだと思います。これはゲートが閉まるという意味ではなく、個人差の話です。
特に、この夏のエネルギーはそのような傾向を強く持っており、この時期に精神的なデトックスを体験している人が多いのではないでしょうか。
現在進行形でデトックスを体験中の人は、自分がネガティブな状態に陥ってしまったのではないかと不安を感じているかもしれませんが、しかし、それは再生のための破壊のプロセスなので大丈夫です。
最近の私は、パワーストーンを使用してリモートで占い師のようなことをしていますが、過去のトラウマや過去生のカルマが現在の悩み事に繋がっているケースが多いと感じます。
そのようなトラウマやカルマの原因の多くは、親子関係や男女関係といったいわゆる人間関係です。
私たちが転生する大きな目的は、人間関係を体験することです。私たちは自分と他者との繋がりを繰り返し意識することによって成長していくのです。
そして、私たちが成長するために大切なものが、もう一つあります。
それは、喜怒哀楽の中の「哀」という感情です。
「哀」とは、悲しい、寂しい、孤独だ、可哀そうだと思う感情であり、人と人との繋がりを意識する中で生じます。
ごく稀に、喜怒哀楽のうち「哀」が欠落していて「怒」のエネルギーだけが強い人がいます。そのような人は共感性が弱く支配欲が強い人であり、独裁者や教祖様になる才能のある人です。
このような人たちの多くはテンションが高く、一見して精神的に強い人のように見られがちですが、潜在的に恐れの意識が強く、力強く生きているように見えて実は人生を楽しめていません。
日本には「もののあはれ」という言葉がありますが、「哀」は「美」と一体を成します。
「哀」は最終的には自分と他者という繋がりを超えて、自分と自然、自分と宇宙との繋がりを感じる意識へと発展し、ワンネスに到達します。
地上に生きている私たちは、分離から統合(ワンネス)へ、他責から自責(ワンネス)へと意識を進化させるための必要不可欠なプロセスとして、「哀」すなわち「悲しみ」を体験するのです。
したがって、孤独感や悲しいといった感情は決してネガティブなものではありません。悲しい時に思いっきり泣ける人が精神性の高い人です。
大切なことは、そのような人間らしい感情を持っている自分を誇らしく思うことです。
逆にそういう自分を恥と考えて否定してしまうことが不幸のはじまりとなり、ワクワクの人生から自分を遠ざけてしまうのです。
まだ自分発信を始めていない方は、ぜひ参加をご検討ください。
(やしろたかひろ) ※FB友達募集中