お騒がせスピリチュアル!ハッピーちゃん&八木さやさんの対談から「自分軸」について考える
お騒がせスピリチュアル!ハッピーちゃん&八木さやさんの対談から「自分軸」について考える
「今、日本で一番調子に乗ってる二人」と自評しているお騒がせスピリチュアリストたち。通称“ハッピーちゃん”こと竹腰紗智さん(写真右)と、“子宮委員長はる”という別名がある八木さやさん(写真左)との対談動画が面白かったので、書き起こしてみました。
この対談では、このブログでもこれまで何度も取り上げてきたテーマである「自分軸」について話しています。
HAPPY: あんた、めっちゃ気ー遣いやん。サインしすぎて倒れてたことことあったやん。「ちゃんと接しなきゃ」とかなかった? そして結局さあ、首が重症になってたよね。
YAGISAYA: そうそう。首と片方の腕が痺れて動かなくなった(笑) 自分でやるって言ったしなーと思って。もうやりたくねーなとも思ってた。
H: あなたの場合凄いなと思うのは、それを体験した後でちゃんと行動を変えるじゃん。自分のために二度とやらないじゃん。だからどんどん拡大していくわけ。
Y: 言いたいこと分かりました。私の場合、サイン会の時にサインをするのは好きなんですよ。握手をするのと笑顔を作るのが嫌だったんです。
サインはやればやるほど赤字が出るんだけれども、やりたくてやりたくてしょうがなかったわけです。
これはやりたい、これはヤダと、ちゃんと分別できる環境までもっていけるかどうかなんですよ。この前も新刊が出た時に3800冊の発送をやったんたけど、それはもう最高の環境だったわけです。
H: 普通の人は、一回サインをやり始めたら、「自分で言ったことだからやらなきゃ!」だけで何も考えずに、やりたくないという自分の声すらキャッチせず、ある程度我慢すればゴールテープを切れるから、結局、次もまたやっちゃうんだよね。
なんでやっちゃうのかというと、「ありがとう」とか「嬉しい」という反響で悦に入っちゃうんだよね。このパターンだとたぶん3回目にいった時にきっと病気でしょうね。腫瘍ができるだろうね。
Y: そうそう。拡大の法則は自分の不快をどういうふうに変えていくかがポイントだから。
H: 私の場合は、ある時から写真を撮られてピースしてるだけの時間が無駄に思えて嫌になってきちゃって、だから今は写真撮らんようにしたんよ。もし今も写真を撮り続けてたら何が起きてたかっていうと、人に会いたくなくなってたよね。
でも、全部が全部だめっていう訳じゃなくて、気分が乗ってる時は撮るんよ。
Y: 私も、咄嗟にやっちゃうときがあるんですよ。でも私の場合は、やらないって決めておかないとズルズルいっちゃうから、咄嗟にやった時は反省するんです。
H: 見えてるスタイルで言うと、はるちゃん(八木さや)のほうは過激派組織みたいな発信スタイルだからよく勘違いされるんだけど、この方は私よりも100倍気遣いの人ですから!
Y: めっちゃ気遣いに見える人は本当はめっちゃ我が儘ですから。何にも気を遣わない自分に罪悪感を持ってるから、その反動で気を遣うわけですよ。
H: なるほどね。この人優しいよ、めちゃくちゃ。
Y: 普通さ、人気商売みたいのやってたら、いかに自分がいい人かっていうのをアピールするものじゃん。
私は昔からの自分の習性を見た時に、プライドの立て方がおかしかったのに気づいたから、自分のプライドを正確な位置に立てたいなと思って、一切「優しい」と思われないようにしようと逆の発想で自分にフラッグを立てたんです。
H: そうそう、どっちかって言うと、近寄ってくんな系だもんね。
Y: (爆笑)でも、ちゃんと自分の真ん中を見れる人は、他人の真ん中を見ることが出来るんですよ。そういうふうなファンの増やし方をしてったほうが、ゆくゆくは私も楽だし、私が見てない所でファン同士の交流があった時に楽しいだろうなって思ったんですよ。
ちゃんと自分軸がある人同士が繋がれるコミュニティーを作りたいと思ったら、自分が優しいって思われないようにしようって。
優しいって思われたら、やっぱ気持ちいいよ。でもそこに流されたら…
H: 終わるよね。「優しい」の声をもらうために頑張り始めるから。
Y: そうなの。そうするといろいろなことがズレてくるわけよ。
H: 私とはるちゃんのケースで言うと、発信者としてやってるわけじゃん。講座をやったりね。いろんなところで歪が出てくるよね、結局。
Y: 自分が自分に対して真っ直ぐにさえいれば、他人の評価って全然気にならないじゃん。
そうやっていくと、自分の中に不満が無いから、誰かを自分に投影して、もがくことって無くなると思うんですよ。自分が我慢した分、その歪で誰かに嫉妬したり、ライバル心を燃やしたりするから。
H: 自分の真ん中を見てたらさ、他人に対して感情は沸くけど、その感情の取扱い方が分かってるから、自分の拡大のために使えるよね。
Y: そうそう。世間一般的なもので考えると、ライバルが居るからそれを超えるように頑張ろうとか…、そうしたらまた世間から評価されるわけじゃん。
他人から見て素晴らしいね、頑張ってるねって思われたいがための目標の立て方とかチャレンジの仕方になってる人がいて、そういう人たちの特徴って、いっつもチャレンジしてるんだけど身にならない。パフォーマンスで終わっちゃう。
目標を立てた自分に対して悦に入ってしまうから、結局達成できなくて、自分はダメなんだっていうことが起きてしまう。
H: その状態だと、どこまで行っても自分に満足できんのよね。自分が満足できるように不快なものをやめていく勇気はいるよね。
Y: 快とか不快っていうのは自分の体のセンサーだから、大事にしてもらわないと、自分にとっての目標が正確に出てこないと思うんです。
夢が無いとか言ってる人は、もしかしたら他人から認められる夢が無いだけで…
H: 結構くだらんやん。夢ってね。
Y: 世間から見て、夢がある自分が素晴らしくて、世間から見て、夢が無い自分は素晴らしくない。…そういう世界にいちゃうわけじゃん。
H: あともう一個のパターンがさ、仕事に直結してお金になるものが夢だって言ってる人も多いよね。
Y: 結果が出るものでしょ。結局、それも評価だろうと思うんだよね。そういう目標って、自分から出た目標ではないと思う。
竹腰紗智(Happy)さんは、軽快なトークを武器に「引き寄せの法則」(量子力学)をテーマにしたオンラインビジネスを展開し、年収1億超えを達成した女性です。
安倍昭恵夫人との交流も噂され、また長崎県壱岐市の白川市長に気に入られて島の観光大使に任命されましたが、彼女の肩書きがスピリチュアルブロガーであったことが世間の物議を醸しました。
そして、彼女が壱岐で主宰したイベント「縄文祭」がスピリチュアル色が強く、さらにこのイベントによって公園の芝生が破損したことで市議会で問題となり、観光大使を解任されたという経緯を持つお騒がせスピリチュアリストです。
「量子力学の世界、黄色い財布は意味ないよ!自分の意識が現実を創る」
八木さやさんは、以前に“子宮委員長はる”と名乗って活動をしていました。
借金を背負って風俗嬢をしていた20代半ばの時期、彼女は精神的にも肉体的にもどん底だった生活の中でブロガーとして活動を始めました。当時の彼女は世の中の常識的な考え方に対して挑発的な発言を繰り返す過激派キャラとして頭角を現し、日本中に支持者とアンチとが増殖する状況の中で著書がAmazonでベストセラーになり自分の会社を設立。30代になった今では1億円以上の個人所得税を納める実業家になりました。
彼女のビジネスは心身の病を克服した自己の体験が基盤となっており、女性の自立をメインテーマとしてオンラインによる起業セミナーや健康セミナーを展開。また、ボディケアやメンタルケア業界の分野では日本を代表するインフルエンサーの一人であると言って良いと思います。
彼女は私が運営している中山弥栄塾に何度か聴講しに来たこともあるので、このブログを読んでいる方の中でご存知の方もいるでしょう。
なぜ世間がこの二人を見て騒いでいるのかというと、彼女たちの革新的な考え方に共感する人々の集合意識が大きくなってきていること、そして、彼女らの考え方に共感できない古い集合意識が恐れの意識を抱きながら観察している状況があるからです。
彼女らの言動を批判し攻撃する勢力の急先鋒として影響力を持っているのが、某新興宗教団体の信者の方が綴っているブログです。彼女らはそのような勢力から嫌がらせも受けているようです。
しかし、逆に彼女らには誰かを名指しで批判するという習性がありません。自分たちに対するアンチ行動に対してウザったいとは思いながらも、自分たちの考え方を否定する集団があるということに対して恐れる意識は全く持っていないのです。
ここに宗教とスピリチュアル、他人軸と自分軸の違いがあると思います。
彼女らの言う、他人の評価を意識しないところで自分軸を立てるという考え方は、男性社会に対する問題提起でもあるでしょう。
私たち男性は、サラリーマンであれば上司からの評価を気にし、自営業者であれば世間の評価を気にしながら仕事をし、また常にライバルを意識することも当然のことと考えてきました。
しかし、彼女らは他人の評価を気にせず、ライバルを立てず、常にオンリーワン。自分を信頼することだけを貫き通して起業し成功してきました。精神世界と現象的な結果を連動させていることが特徴です。
そして、彼女らが啓蒙活動や起業において利用してきた重要なツールがインターネットです。
これからの社会では、自分をどう発信するかというテーマがますます重要になってきます。
まずはブログから。まだ自分発信を始めていない方は、ぜひ参加をご検討ください。
(やしろたかひろ) ※FB友達募集中