弥栄-いやさかの会

女神の時代へ キリスト、釈迦、空海…世界の聖人に男性が多いのはなぜか

女神の時代へ キリスト、釈迦、空海…世界の聖人に男性が多いのはなぜか

親鸞

世界三大宗教の開祖と言われているキリスト、釈迦、モハンマドはいずれも男性です。
日本の歴史上で聖人と言って思い浮かぶのも空海や親鸞、日蓮など仏教の宗祖だったり聖徳太子などで、こちらもやはり男性ばかりですね。

このことは、長い間私たちの社会の権力構造が男性中心であり、女性には指導者としての役割を果たす機会が与えられていなかったことに原因があると思われます。
そして、宗教や聖人思想はしばしば権力と結びつき、人々を組織化し支配するために利用されてきました。

中国の歴史書「魏志倭人伝」には、卑弥呼という女性の王が倭国大乱を収めたという記録があります。
実際にどのようなことをして国を平定したのかは定かでありませんが、その実績を客観的に評価すれば卑弥呼は間違いなく日本に存在した聖人だったと言って良いと思います。
しかし、彼女のことは国内の歴史書には一切書かれていません。


現代を見ても、新興宗教団体の開祖やスピリチュアル界の有名人の名前を挙げてみると、やはり女性よりも男性のほうが多いのはなぜでしょうか。
その原因としては、ことに出版業界が影響していると私は考えています。
一般的に男性は女性と比べて自己の主張を理論的にまとめる言語能力に長けており、そのような男性が本を書いて出版すると一気に支持者が増え、なおかつ支持者が組織化されるという傾向が過去にありました。

しかし、水瓶座の時代や風の時代と言われる時代を迎えて、この状況が大きく変わってきました。
出版社とのコネを持っていなくても、インターネットを利用すれば誰でも発信者になることが出来るようになりました。
ことにユーチューブやインスタグラムは、本を出版することをはるかに凌ぐ拡散力を秘めています。

社会的なコネを使ったり、お金を使って紙の本を出版する必要が無くなってきたため、女性たちが続々と自分発信を始めるようになりました。
男性の発信とはニュアンスが異なり、女性たちの発信には軽やかさが感じられ、美的であり、創造的です。
そして今は理論よりも実践が必要な時代に入ってきており、癒しや自分を輝かせることに関して具体的な方法が求められるようになりました。


時代が激動期に向かっていくにつれて、これから空前のスピリチュアルブームが起きてくるでしょう。
社会構造が男性性に偏れば芸術や精神文明の進歩が止まり、女性性に偏れば科学の進歩が止まることになるので両者のバランスが必要なのですが、男性性に偏り過ぎている今はその調整役として女性性が大きく台頭することが望まれます。

誰にも男性性と女性性が内在しているので、本来は生物学的に言う男性・女性ということで議論できる話ではありません。
しかし、一般的な傾向として、男性たちが発信するスピリチュアルはどうしても政治思想や陰謀論や学術的な話が多く混じりがちになったり、押しつけがましくなるので重くなります。
また、男性性のスピリチュアルは既存のネガティブなものを破壊する力に優れていますが、破壊したままでは対立を呼んでしまいます。
新しい世界を開く可能性があるのは女性性のスピリチュアルです。これから一般人の女性の中から聖人が続々と現れるでしょう。

※関連記事
アラヒト女神の降臨と創造空間の始まり
もうすぐ、ワクワクの愛が協演する「願望実現社会」が到来します ~共存から共生、そして共感へ

(やしろたかひろ) X(ツイッター) Facebook


※パワーストーンでリーディングを行います
オンライン上で、パワーストーンを使用したショート・リーディングを行っております。貴方のガイド様にアクセスします。自身のガイドに聞きたい事をひとつご質問ください。
詳細はこちら

※LINEコミュニティのご案内
このLINEは、本ブログでご縁をいただいた方の雑談部屋です。近況報告や井戸端会議的な会話から何かわからないことの質問まで自由にご利用ください。
詳細はこちら

麻炭のはなし

中山弥栄塾

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional