弥栄-いやさかの会

日本列島の鬼門線「八八ライン」上で大きな地震が起きた

日本列島の鬼門線「八八ライン」上で大きな地震が起きた

日本の鬼門線


この図が、私が考えている日本列島の鬼門線です。私は「八八ライン」と読んでいます。
青森県の八戸を中心とする東北地方北部が艮(うしとら)の方角で表鬼門、熊本県の八代を中心とする九州地方西部が裏鬼門です。
日本列島全体が龍体になっていて、鬼門線は龍神の通り道といわれることがあります。

2000年代に入ってから表鬼門と裏鬼門の位置で大きな地震が起きており、今年の元旦には八八ライン上にある能登半島で、珠洲市を中心に大きな地震が起きました。
ここある珠洲岬は「龍が持つ宝珠の地」とされ、パワースポットとして知られていました。
そして、龍神は水の神様。今回の地震は地下水脈と関係があるといわれています。

八八ラインをさらに上に伸ばすと千島海溝を通ります。
北海道東部も過去に大きな地震や津波を繰り返してきた地域のため、気象庁が警戒を呼び掛けています。

日本は龍神様の国で、太古からの地震大国でもあります。
これは波動の高い土地の特徴として受け入れるしかない現実であり、私たちは大地震が来ても被害に遭わないように、建物の構造やその他防災対策を考えて大地と向き合っていかなければいけないと思います。

人類の長い歴史の中で大地震や大津波、大規模な火山噴火などの自然災害は何度も起きているにも関わらず、このような災害が起きるとすぐに人工地震の噂が広まったり、終末思想を煽る人たちや宗教団体が活気づく傾向にあるので、そのようなものに振り回されないようにしたいものです。
多くの人がそういう話を本気で聞くことによって、ネガティブな集合意識が創造されてしまうことのほうが問題です。

日本の表鬼門の位置には「戸」と付く地名が並んでおり、まさに日本のゲートです。

表鬼門



古代の東北地方にはヤマト政権が目の敵にしていた縄文人たち(蝦夷とよばれていた)が建国した「日高見国」があり、そのために艮の方角が鬼の居る場所として忌み嫌われてきた歴史があります。

縄文を守ろうとした物部氏を蘇我馬子・聖徳太子らが兵を挙げて滅ぼし、ヤマト政権を日本の正当な統一権力とする施策が実施されて以降、蝦夷討伐事業が始まり、縄文的な価値観の封印とともに日本の表鬼門の封印が実行されてきたのです。

(やしろたかひろ) 


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