弥栄-いやさかの会

栃木 佐野 足利 -後ろの正面が面白い! 穴場パワースポット群

栃木 佐野 足利 -後ろの正面が面白い! 穴場パワースポット群

私が訪れたことのある南栃木のスポットを紹介します。

南栃木と言えば、佐野ラーメンや、あしかがフラワーパーク、足利学校などが有名な観光地ですが、地元の人以外にはあまり知られていない穴場パワースポットが点在しています。
それらの多くは表と裏の関係性が興味をひきます。
動画はYouTubeからお借りしました。

(やしろたかひろ)

大平山神社と、その後ろの富士浅間神社 (栃木市)

栃木市は蔵の街として知られていて、江戸時代から残る歴史的な建造物が数多く残されており「小江戸」「関東の倉敷」とも呼ばれ観光客が多い街です。

市街地から離れたところに大平山があり、そこを登ると大平山神社があります。
栃木市内を一望することができる境内には蕎麦屋があり、眼下に広がる風景を見ながら食べることができます。また、鳥がさえずり、季節によって桜やあじさいの花が美しく咲く景勝地となっています。

大平山神社の裏手へ少し登ると奥宮があり、そこからさらに登ったところが山頂になり富士浅間神社があります。
大平山神社から山頂までの距離は短いのですが、山道がゴツゴツとして険しいのでちょっとした登山感覚になります。
富士浅間神社には古い石祠があるのですが、風化していて文字が読めませんでした。

大平山神社

山田家

大平山

富士浅間神社

出流原弁天池と、その後ろの磯山弁財天 (佐野市)

出流原弁天池は出流川の源。透明度が高く「日本の名水100選」に選ばれています。
澄んだ水の中を悠々と泳ぐ鯉を見ることができます。

池のそばの石段を登ったところにあるのが、藤原秀郷が創建したといわれている磯山弁財天です。所々に石造りの白蛇が見られます。
本堂は山の傾斜地に貼り付くように建築されており、懸造り(かけづくり)と呼ばれ釘が1本も使われていません。
弁天様を山腹に安置しているのは当磯山弁財天だけらしいです。

出流原弁財天

磯山弁財天

磯山弁財天

関東有数の観光地・足利市の奥の院とも言える名草巨石群 (足利市)

寺社が多く「関東の京都」とも「北の鎌倉」とも言われて多くの観光客が訪れる足利市ですが、そのイメージを覆すような静かな秘境にあるのが、弘法大師空海が白蛇に導かれてここを発見したと言い伝えられている巨石群です。
神秘的な風景が広がり、初めて行くと異世界に迷い込んだような気分になります。
この巨石群は、古代から自然崇拝の対象だったと考えられています。

弁財天が祀られている名草厳島神社の本堂は、高さ11mの大きな丸い花崗岩の上に建てられています。
そのすぐそばにある弁慶の割石は、鬼滅の刃に出てくる炭治郎が一刀両断した岩によく似ています。
奥の院にも奇石が重なりあっています。

名草巨石群


織姫神社の裏に鎮座する大山阿夫利神社と機神山山頂古墳 (足利市)

足利市の市街地に近いところにある織姫神社は産業振興と縁結びの神様。
カップルの聖地として観光地化され、派手な色とたたずまいが目を引く神社です。境内は高台に位置しており、足利市内を一望できます。
そして、織姫神社の裏手に対照的に地味に鎮座しているのが、大山阿夫利神社と機神山山頂古墳です。

織姫神社

大山阿夫利神社

機神山山頂古墳


森高千里さんらの寄進で再建された八雲神社の後ろは古墳群 (足利市)

足利市内には八雲神社が7つぐらいあるのですが、森高千里さんの歌「渡良瀬橋」の歌詞に登場する床屋の角の公衆電話の近くにある八雲神社がここです。公衆電話は撤去が検討されていましたが、この歌のヒットで残されることになりました。
しかし、八雲神社はその後不審火で焼失。森高さんらが寄進し、伊勢神宮の式年遷宮で出た廃材を用いて再建されました。

その八雲神社の背後にあるのが足利市指定史跡 足利公園古墳群。
前方後円墳1基と円墳9基の古墳が連なる大規模な古墳群です。
その一部は足利公園として整地されており、優しく湾曲した芝生の風景が広がっています。

八雲神社

足利公園古墳

足利公園古墳

足利市プロモーション映像

こちらは足利市の有名観光スポットの紹介動画です。



森高千里 『渡良瀬橋』
作詞:森高千里、作曲・編曲:斉藤英夫



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