スピリチュアル総合【弥栄-イヤサカの会】

縄文型からピラミッド型、そして自律分散型社会とへ進化していく地球文明

縄文型からピラミッド型、そして自律分散型社会とへ進化していく地球文明

縄文時代


私たちが肉体を持ってこの世に生まれてきた目的は、2極を体験するためです。
2極とは、例えば人間関係で言えば「自分」と「相手」、文明で言えば「精神文明」と「物質文明」といったようなことです。
そして文明の目的は、人類が精神と物質という両極を同時進化させることによってそれらを統合させ、元一つの世界へ戻っていくプロセスを体験することにあるでしょう。

人間関係が大きくなると組織になります。そして、組織の集合体が社会です。
現代社会の構造は、基本的にピラミッド型になっています。
しかし、この構造は人々をランク付けして強者と弱者を作り、個々の人間性や生き甲斐よりも組織の目的のほうが優先される世の中を作ってしまいました。

組織という概念にも進化論があります。
以下の説明は主に経営学で語られている内容を元にしてまとめたものですが、私たちが文明の進化について考えるためにも役に立つ基礎知識になるのではないかと思います。



組織の進化7段階


1.受動的組織 (無色組織)

人々が狩猟や採取で暮らす人類最初の生活様式です。家族や血縁関係という小さなグループを単位とします。
人が環境に対して積極的に働きかけるようなことは殆ど無く、環境依存型の生活をしていました。
エゴは十分に形成されておらず、自分と他人の区別がされていないので階層も分業もありませんでした。
日本における縄文時代前期がこれに該当するでしょう。


2.神秘的組織 (マゼンタ組織)

農耕が始まり、家族や血縁を超えて部族単位で生活するようになった時代の組織です。
自己と他者の区別は出来ていますがまだ多様性は無く、分業も多くはないので組織と言うには未発達の段階です。
物質文明が発達していないため未来についてのイメージやビジョンは持ちにくく、殆どの人が「今」だけを考えながら生きていました。
人間が環境に対して能動的に働きかけようとする行為が発生しますが、科学的な因果関係がわからないので、問題の解決法は雨ごいや呪術というような神秘的なものに頼っていました。
日本における縄文時代後期がこれに該当するでしょう。

雨乞い


3.衝動型組織 (レッド組織)

今から1万年ぐらい前に、原始的な国家が誕生しました。ここから本格的な組織が発生します。
力関係で成り立つ組織です。恐怖によって支配され、弱い者が強い者に従います。秩序を守るためにリーダーは必要に応じて武力を使います。
この組織の誕生によって明確な分業が発生しました。
現代では、テロリスト組織やマフィア組織がこれに該当します。



4.順応型組織 (アンバー組織)

ピラミッド(ヒエラルキー)型の構造を基本とする組織です。
レッド組織が個人の力によって統治する形態であるのに対して、こちらは階級とルールによって統治します。
人々がランク付けされ、上意下達式の命令系統を持ちます。
ランクごとに役割が明確に決められていて、それぞれの役割の中にルールがあります。
この組織の典型的なものは軍隊やカトリック教会です。また、保守的な業界にも多い形態です。

バチカン サンピエトロ広場


5.達成型組織 (オレンジ組織)

現代の大企業に多い組織です。
ピラミッド構造を基本形として残しつつ、横断的な組織としてプロジェクトチームなどがあります。
他人や他社よりも優れた技術や能力を発揮することによって、より高い地位や報酬を得られるという世界観が支配します。
高い目標を達成するために、「実力主義」「革新(イノベーション)」「説明責任」を基本とします。
この組織では常にアップロードされ続ける目標を追いかけることに固執しなければならず、人間が歯車のように扱われ、お金と地位だけが人生の目的と捉えられがちになります。

ロックフェラーセンター


6.多元型組織 (グリーン組織)

ピラミッド構造を残していますが、意思決定は下層部に委ねます。リーダーにはサーバントリーダー(調整役)であることが求められます。
売上や利益は目的としておらず、共通の価値観にもとづく目標が決められています。基本的に人間関係が平等で絆を深め合うことを大切にします。
組織のトップは経済的な利益よりも社会的な名誉を得ることが多く、その肩書きを目的としてトップを目指す人もいます。
学問などの非営利組織や、社会事業団体などによくみられる組織です。

NPO

7.自律分散型組織 (ティール組織)

多元型組織を進化させたもので、ピラミッド構造を完全に廃します。
大志は抱くが、自分が集団の頂点に立ちたいという野心は持っていない人々のための組織です。

各個人がそれそれぞれに目的を持って自立的に行動し、個人の目的をすり合わせることによってチームを作り情報共有や利益分配などをしながら活動します。
自然発生的にサーバントリーダーが誕生し、助言をする専門家も存在しますが、トップからの指示が無いので戦略は集団的知性から発生します。
個人が自分らしさを保つことを大切にし、多様性を尊重しながらそれぞれの長所や得意分野を生かす組織です。

ピラミッド型組織が不確実性が低い世の中を前提に設計された組織形態であるのに対して、自立分散型組織は世の中の変化に対応する力が強く組織の目的自体も生命体のように進化していきます。

アメリカのパタゴニア社が代表事例として挙げられます。
企業理念が過去に数回更新されており、現在の理念は「地球を救うためにビジネスを営む」になっています。
この会社はもともとアパレル業からスタートしていますが、今は食品関連や投資関連など多岐に渡る事業を展開するに至っています。

さらに、社会全体が自律分散型に進化してくると会社という組織自体が無くなるでしょう。必要に応じて自然発生的にコミュニティーが誕生し、ビジネスや社会活動をしていくようになります。
ティール(teal)とは青緑色のことであり、常に進化してゆくことを象徴する色です。
個人の志が組織を育てる形態なので自主性と向上心のある人に向いており、組織に依存するタイプの人には向きません。

フラワーオブライフ


精神世界が好きな人たちの中に、これから世の中が縄文時代の価値観に戻っていくのだという表現をする人たちが結構な割合で存在します。
縄文回帰を目指す人たちは、皆で行動を共にすることに重きを置き、価値観の固定に走りやすくなります。また、精神世界だけを志向し物質文明の発達には着目していません。
縄文時代は殆どモノが無かったからこそ、人々のインスピレーションが研ぎ澄まされていたでしょうし、縄文式土器のような芸術作品も生まれたということが言えるのではないでしょうか。

現実問題として、私たちがこれから物質文明を放棄して、小人数の仲間との絆だけで自給自足で生きていくような生活様式に戻ることは出来るでしょうか。
仮にそれを実行しようとする一部の人たちがいたとしても、おそらく彼らは電力会社と契約して自宅にしっかり電気を通し、通信会社と契約してPCやスマホを使用し、時には電車や高速船や飛行機に乗り、病気や怪我をしたら最新医療の世話になるでしょう。
もはや現代に生きる私たちは、社会の様々な分野で多様な生き方をしている大勢の人との関わりや、テクノロジーとの関係を避けては通れないのです。


宇宙


多様性が無かった縄文時代の人々には、現代人のように将来こんな暮らしをしてみたい、自分の店を持ちたい、キャンピングカーを購入したい……といったような、変化しうる未来への夢を持つことが出来ませんでした。だから、誰もが「今」だけを考えて生きていました。
しかし、縄文人とは違い私たちには多様な選択肢があるので、「今」に連なる「未来」に思いを馳せることが出来るのです。

私たちは、地球全体に広がる大きな社会との繋がりをしっかりと意識する必要があります。さらに、今後は地球外の人々との繋がりも意識しなければいけない時代がやって来るかもしれません。
その上で共通の目的を持つ人々と機能的なグループを作り共に自己実現を目指していくという、精神文明と物質文明を統合させた新しいスタイルの文明を形成していく必要があるのです。

(やしろたかひろ) ※Twitterフォロワー募集中


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