弥栄-いやさかの会

統一教会と自民党との関係について、私が実際に見てきたこと

統一教会と自民党との関係について、私が実際に見てきたこと

国会議事堂

「(参院選前に)良心的な議員がわたしにこう語りました。『所属する派閥の長から(旧)統一教会の選挙の支援を受けるようにと指示されたが、断った。そのため派閥の長は、その分の票を別の議員に割り振ったようだ』」(青山繁晴議員のブログより)

本日は、統一教会と自民党との関係について、私が実際に見てきたことをお話します。


私の学生時代の体験談なので、かなり昔の話になります。
私は自民党の国会議員の選挙活動を手伝っていたことがあります。

その議員の選挙事務所に毎日通って来ていた人たちの中に、明らかに他の支援者とは異彩を放つ男性が一人おりました。
市議会議員の方が「国際勝共連合の人だ。共産党をぶっ潰す活動をしてるんだよ」と説明してくれました。
それで私は「国際勝共連合」のことを調べ、統一教会の関連組織だということを知ったのです。

反共主義の強い団体のメンバーという割には、彼にはいわゆる右翼団体のような勇ましい印象が無く、私とも好意的に接してくれました。
それで、私はダイレクトに統一教会との関係を質問してみたのですが、彼は「関係ないです」と否定し、「私はボランティアで先生の応援をしに来ている」と言っていました。


議員の街頭演説会の時には、彼はサクラを動員しました。
やはり独特の雰囲気を持っている集団でした。サクラの彼らに覇気は無く、ただ義務感で集まっているような印象でした。

また、彼は議員秘書たちの活動とは別行動で動き、車にモニターを積んで議員の支援者が集まる場所を回り、国際勝共連合が制作したビデオの上映会を行っていることを知りました。

それを私も見せてもらったのですが、共産主義社会がいかに悪であるかということを淡々と説明しているビデオで、選挙とはほとんど関係の無い内容でした。
そのビデオの中にも、統一教会という名称は一切出てきませんでした。

当初私は、彼らの主目的は自民党議員の支援者に対して反共思想を広めることなのかと思っていたのですが、決定的だったことは議員秘書が彼に現金を渡している現場を目撃したことです。
ボランティアではなかったのです。いや彼は個人的には報酬を受け取っていなかったのだろうと思いますが、彼の団体が自民党の議員から献金を受けていたのです。

その時の議員秘書の表情は硬く、嫌そうな顔つきをしながら支払をしているようにも見えました。
相手のことを好きではないが、自分たちの親分を選挙で勝たせるためにやむおえず彼らと付き合い、支払をしているという印象でした。

結論を言うと、自民党と統一教会との関係とは、統一教会が選挙時に自民党議員のために票集めを行い、その報酬として統一教会が国際勝共連合というトンネル組織を通して自民党の議員から献金を受け取るという関係です。

メディアでは岸信介氏の流れを汲む自民党・清話会と統一教会との繋がりが言われていますが、私が見てきたのは清話会ではなく宏池会に属する議員の事務所でした。

安倍元首相襲撃事件は、清話会という日本の戦後体制を象徴する組織が強制終了させられた瞬間でした。清話会とはアメリカの資金で作られた組織です。
統一教会の関連団体である国際勝共連合もまた、CIAの息がかかって成立した可能性があります。

グレート・リセットのプロセスでは、そういう古い勢力が皆、解体される運命にあります。

(やしろたかひろ)


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