弥栄-いやさかの会

AIと遺伝子技術で癌治療、不老不死へ「カズレーザーと学ぶ」より

AIと遺伝子技術で癌治療、不老不死へ「カズレーザーと学ぶ」より

カズレーザーと学ぶ

私が子供の頃、相手の顔を見ながら会話ができるテレビ電話や、外に持ち運べる小型の無線電話、人間と将棋を指すことができるロボットなどが、未来社会のイメージとして雑誌などで紹介されていました。

当時皆が半信半疑だったそれらのテクノロジーは、インターネットやAIの普及によって現在すべて実現しています。
そして、テクノロジーの進化はまだまだ続いています。これから10年後には更に驚くべき技術が世に出ているのだろうと思います。

今日は、日本テレビ系のバラエティ番組「カズレーザーと学ぶ」の10月25日放送が面白かったので、その内容を要約して紹介したいと思います。
今回放送のテーマは「不老不死」、人の寿命を延ばす新技術の紹介でした。
(※次回のテーマは「AI」)


1. 遺伝子技術は神の領域へ、老化は克服できる

AIによってゲノム解析技術が加速度的に進んだ結果、生命の仕組みが解き明かされ、医療や老化の研究で大革命が起きている。
たとえば、エピジェネティクス(DNAの配列)の状態を調べることによって、がんを発症させる遺伝子をOFFにする、老化をもたらす遺伝子をOFFにするなど、それぞれの遺伝子ごとに制御することが可能になってくる。
さらに、エピジェネティクスを巻き戻して人体を若返らせることも可能。


2. 人を機械化する人間拡張工学

機械と人間が融合することで能力を拡張していくことを目指すのが、人間拡張技術。
すでに実現しているハイテク人工義手は、脳で念じるだけで繊細な作業もこなせる。
自分と同じような思考や話し方、リアクションの仕方などをAIに記憶させて、自分が死んだ後も自分が生き続けているかのように見えるヒューマンデジタルツインも研究されている。


3. まもなく癌は撲滅される

2000年代以降、どの癌でどの遺伝子が問題かということが分かってきた。
抗がん剤が進歩し、すでに、がん細胞だけをピンポイントで攻撃して正常な細胞を壊さない分子標的薬や、がんが免疫細胞をすり抜けてしまうという問題を解決する免疫チェックポイント疎外剤が実用化されている。
そして新たに、がん細胞だけに光を当てて攻撃する光免疫療法が誕生した。光免疫療法の副次効果として、自分の免疫細胞が学習し転移したがん細胞を免疫細胞が退治するようになる。
さらに、光で老化細胞を壊すことによって、老化を止めることができる可能性も注目されている。


そういえば、最近は有名人が死去したという訃報で、死因がガンだと報じられることが少なくなったような気がします。
競泳選手の池江璃花子さん、女優の吉井怜さんなどは、白血病から見事に復活しました。
こういう情報に触れると、遺伝子操作が良いことなのか悪いことなのかが良くわからなくなってきます。
スピリュアル界隈では、最初の地球人は、宇宙人がアフリカに生息していた類人猿を遺伝子組み換えすることによって誕生したと言われています。

私たちが肉体をもってこの世に生まれ、そして文明の中で暮らしている目的とは、二元性を体験し、それが一元に戻っていくプロセスを体験することだろうと思います。
私たちの意識とテクノロジーとの2極がバランス良く進化していくことで、私たちがこの世に生まれてきた目的が達成されるのです。

今後の物質文明の課題は、遺伝子操作の技術が悪用されないようにすること。そして、人間の寿命が飛躍的に延びることに伴って、社会の構造をどのように変えていくのかということになるでしょう。


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