いよいよ古い社会の岩戸締め! 今年のライオンズゲートで私が見たのは、子猫のダイジンでした
いよいよ古い社会の岩戸締め! 今年のライオンズゲートで私が見たのは、子猫のダイジンでした
占星術で語られるライオンズゲートとは、宇宙に存在するとされる「エネルギーの扉」のことですが、今年は7月26日から8月12日頃に開かれたといわれています。
今年のライオンズゲート期に入った頃から、私は外出するたびに、地元の市街地の裏通りにあたるアスファルトの道で、痩せ細った小さな子猫と何度も出会うようになりました。
それまでは、その場所で猫を見かけたことは一度もありませんでした。
おそらくノラ。そばに親猫らしきものがいる気配もなく、野良猫どうしの仲間もいない場所で一匹だけ、こんなところで毎日どうやって生きているのだろうかと考えると可哀そうに思いましたが、私が住んでいるのは借家なので連れて帰ることも出来ません。
このあたりには飲食店が数件あるので、何か食べ物をもらってるのでしょうか。それにしても痩せています。
その子猫を最初に見た瞬間に私が連想したのは、映画『すずめの戸締まり』に登場した痩せ細った子猫のダイジンでした。
現実と神話と幻想の要素が取り入れられた物語で、テーマは「岩戸締め」。舞台は宮崎から始まります。
すずめという名前の主人公の少女が誤って要石(かなめいし)を引き抜いてしまったことで、要石の化身であるダイジンという名前の子猫が外に出てしまい、ミミズという災いを起こすエネルギー体が暴れ出して宮崎で地震が起きます。
要石とは、地震を鎮めるために鹿島神宮や香取神宮などで実際に地中に埋められている霊石のことです。
そして、私が現実の世界で痩せた子猫を外で見るようになった後、ライオンズゲートのピークの日と言われていた8月8日に、まさに宮崎で震度6弱の強い地震が起きました。
映画の中ではその後ミミズが東京に現れて最終的には東北で鎮まるのですが、現実の世界では台風7号の影響が関東から東北にかけてもたらされました。
『すずめの戸締まり』は、羽賀ヒカルさんなどスピリチュアル系のユーチューバーやブロガーたちによって数多く話題として取り上げられた映画です。
物語のあらすじや、新海誠監督の話などについては以下の記事にまとめてあります。
このようなシンクロ話をすると、また終末予言の漫画か、と思う方がいるかもしれませんが、安心してください。
新海誠監督は「この物語は終末後の世界である」と話しています。
この物語の中でヒロインの少女すずめがダイジンに導かれて宮崎から旅立ち「岩戸締め」を行なった場所が、かつて縄文文明が栄えた東北地方でした。
「未来なんて怖くない、光の中で朝が来る」
すずめが岩戸締めを行なった時に、過去の自分に向かって話した言葉です。
おそらく、新海監督がこの作品で示したかったのは、縄文時代の終わりの日が終末の日だったということではないかと思います。
そして、日本神話に記されている岩戸開きが起きた時から現代までが「終末後の世界」です。
私たちが良く知っているあの「岩戸開き」とは、実は日本の社会が外国に対してゲートを開放することだったのではないかと思います。
無造作にゲートが開かれた弥生時代以降、日本に西洋の思想や宗教、社会システムがどんどん入ってきて、縄文的な価値観が失われていきました。
そのことによって良いこともあったかもしれませんが、倭国大乱、戦国時代、明治維新、世界大戦と、どれだけの日本人が人間同士の大規模な殺し合いで命を落としたか計り知れません。
このおかしな世界を終わらせて宇宙に対して門戸を開く。すなわち、真にライオンズゲートを開くためには、これまでのゲートを閉じて縄文的な価値観を復活させなければいけなかったのです。
私が子猫をたびたび目撃した場所は、少し前に、反社風の男性が怒号を上げてそばにあった飲食店に乱入し、警察官が来ていた場所でもありました。
猫は異次元の世界とコンタクトすることが出来、ネガティブなエネルギーを浄化する能力を持っているといわれます。
また、人間が猫と接することで、異なる次元をよりクリアに見る能力を向上させることができるといいます。
私が目撃したのはキジトラ猫でした。日本では昔から神社や寺で飼われることが多かった種類で、まさに神の使い。
私は、『すずめの戸締まり』の物語をイメージさせる子猫を通して、いよいよ古い岩戸を閉じて、個人と社会の真の岩戸開きを起していかなければいけない時が来たことを知らされたのだと思いました。
さて、あの子猫がその後どうなったのかというと、ライオンズゲートの期間終了とともに突然見なくなりました。
誰か優しい人に拾われていったのか、あるいは天に召されてしまったのかというところがとても気になる推理になりますが、『すずめの戸締まり』の中のダイジンは力尽きた後に要石に戻っていきました。
ライオンズゲートの期間だけ私の目の前に現れたキジトラのエネルギーが、私とこれを読んでいただいた皆さんを良い方向へ導いてくれることを祈ります。
(やしろたかひろ)
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