日本と国際連合との恐ろしい関係、「外交」という魔物の現実【いやさかの会】
スピリチュアル社会学
スピリチュアルとは生活すること。私たちが三次元と認識しているこの世に生きていること自体が、すでにスピリチュアルな状態です。この現実社会をしっかりと生きることで、人は霊的にも成長していきます。
日本と国際連合との恐ろしい関係、「外交」という魔物の現実
日本人の国連についての認識には大きな誤解がある。国連が世界平和を実現するための正義の集団であると考えている人が多い。
United Nation を「国際連合」と訳しているのは日本だけである。
真実の意味は「戦勝国連合」であり、先の大戦で負けた国は入っていない。勝った国々が集まって日本・ドイツを中心とした負けた国々を押さえつけようとする団体がUnited Nationの真実である。
国連には現在193カ国が加盟しているが、しかし、それらの国々に決定権は無い。
5カ国の常任理事国(アメリカ・イギリス・ロシア・フランス・中国)と10カ国の非常任理事国(任期は2年で毎年半数の5か国が改選される)が入っている安全保障理事会が最高機関であり、その中でわずか5カ国の常任理事国が強大な権力を持っている。
常任理事国5カ国は拒否権を持っており、この5カ国の中で1国でもノーと言ったらすべて決議できないのだ。
戦勝国たるアメリカ合衆国、ロシア、イギリス、フランス、中華人民共和国は正義の国々であるとされ、すべて国連から承認されて核兵器を保有している。
「核拡散防止条約」とは、これら5か国だけは核兵器を保有しても良いが、それ以外の国が核兵器を保有することを禁止する条約である。
また国際連合憲章の条文の中に「敵国条項」と言われるものがある。これは、「第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国」(悪の枢軸国)に対する措置を規定したものであり、その内容は今でも有効である。
それは、たとえば枢軸国である日本がもし何かをすれば、国連決議を得ずしていつでも軍事的に攻めて潰しても良いという条文である。
だから今、中国が尖閣列島は日本が侵略したと言い始めて、敵国条項を声高に叫び始めている。
習近平国家主席は2015年新年にあたってテレビ演説し、今年は抗日70周年であるとして式典を行うと発表し、いよいよ日本との対立姿勢を強めている。
もし中国が敵国条項を盾に日本を攻めてきたら、国連は何も出来ないのである。
今の中国は中国共産党トップの独裁国家である。習近平氏がノーといえば全てが変わる。
中国が常任理事国の一つであり、なおかつ敵国条項が今でも有効であるということは、全世界の65億とも70億とも言われる人類すべての命運が習近平氏一人の決断で変わると言って良いのである。
したがって、私たち日本人は国連に守られているどころか、真実はその正反対なのだ。
いずれ日本は中国の属国になるであろうと予想している海外のシンクタンクもある。
外交を見る時には、正義や平等や愛というもので見ると真実を見誤ってしまう。
誰にお金が入るのか、どこの国の国益が影響されるのかという基準で見ると、真の世界の姿が判ってくる。
リビアのカダフィ大佐も、イラクのフセイン大統領も、自国の国民から大変な人気のあった政治家である。
リビアはアフリカで最も貧しい国家と言われていた。その時代は一部の貴族たちが国民を徹底して苦しめていた。それを経済発展させて国民を豊かにしてきたのがカダフィである。
フセインも女性を解放した人と言われており、多くの国民はフセインを尊敬していた。
ところがフセインもカダフィも、アメリカの言う事を聞かなかったのである。
北朝鮮が制裁を受けないのはなぜか。
その最大の理由は、核兵器を持ったからである。核兵器保有国にはアメリカも下手に手出しは出来ないのだ。
日本は、常に隣の国から自国へ向けて核兵器の照準が当てられ続けているにも関わらず、核拡散防止条約に批准させられ、一方的に核兵器の脅威を浴びるだけの国となったのである。
インドと日本との深い絆
現在でも情報操作が続けられている中国や韓国を除いて、アジアの多くの国々は大の親日国である。それは、欧米人たちによる侵略からアジアの人々を救ったのは日本人だと考えているからだ。
台湾には、日本兵を神様として祀り今でも大切に守られている神社がたくさんある。
パラオの国旗のデザインは国民投票で選ばれ、日本の日の丸に似せて、青い海原に満月である。 戦前・戦中に生まれたパラオと日本との深い絆
インドの人々は1948年まで英国植民地政策により地獄の中で生きていた。
インドと言えばガンジー氏が非暴力主義を掲げながら運動を起こしイギリスから独立を勝ち取ったと言われているが、それは正確ではない。
彼は、銃の前に非暴力・無抵抗で立ち向かった偉人であることは間違いない。しかし、ガンジー氏に誘発されて立ち上がった約2000名の非武装のインド人たちが2時間足らずでイギリス軍兵士に殺された「アムリットサル虐殺事件」を忘れてはならない。ジャリヤンワーラー公園の壁には、その時にイギリス軍が放った銃弾の跡が今でも残っている。
残虐なイギリスからインドの独立を後押ししたのは日本の軍人である。
日本国は、インドをイギリスから独立される機関を作った。その機関の中心人物であった藤原岩市少佐と、ガンジー氏とも親しい関係にあったインド人、スバス・チャンドラ・ボーズ氏とが手を組んでインド国民軍が結成されたのである。
それはマレー作戦から始まった。日本軍はわずか55日間でイギリス軍をシンガポールから追い出した。この事件が、それまで白人たちの奴隷として生きていたアジアの人々が目を見開いたきっかけとなる。
この時に、英印軍(イギリス人に指揮されていたインド人たちの軍隊)がシンガポールに取り残された。銃を持って構えている1000名余りの敵兵たちの中にに藤原岩市少佐は日本刀1本と通訳1名だけを引き連れて入って行き、彼らに状況を説明して投降を促したのである。さらに藤原将校は、戦争のために略奪や婦女暴行などが多発し乱れたシンガポールの治安を粛正させることをその英印軍兵士たちに託した。
日本兵将校の凛としたその姿にインド兵たちは感動し、尊敬と信頼の念を持って将校たちを会食に招く。この時から、日本軍人とインド人との深い絆が生まれたのである。以降、インド兵と日本兵はインドの独立のために共に血を流し、命を捧げることとなった。
2014年、就任後初めて日本を公式訪問したモディ首相が、「インドは今後日本のビジネスマンをレッドカーペットで迎える」と発言したことが話題になったが、その訪日の際に第二次大戦中のインパール作戦に従事し、チャンドラ・ボース氏率いるインド国民軍と共にイギリス軍と戦った99歳の日本兵の一人と面会していたのだが、その心温まる日本とインドの友情を日本のマスコミはなぜか報道しなかった。(右写真)
今後の日本にとって、インドは経済的にも安全保障上でも重要国の一つになるであろう。