旧石器時代に思いを向けるとレムリアが見えてくる
旧石器時代に思いを向けるとレムリアが見えてくる
最近、スピ系の人々の中に縄文時代に思いを馳せる人が多いようですが、私はそれより前の旧石器時代にフォーカスしています。
もしタイムマシンがあったならば、私が最も見に行ってみたい日本の時代は旧石器時代です。
ホモ・サピエンスとしての人類の誕生は20万年前とも200万年前とも言われています。
日本の縄文時代の始まりというのはせいぜい1万5千年ぐらい前であり、人類の長い歴史から見たらつい最近のことに過ぎません。
その間、現代人と変わらない知能を持った人類が、文明を全く発展させずに、石器という道具だけを使用して原始的な狩猟生活をしていたと考えるのは無理があるのではないでしょうか。
日本列島にはじめてホモ・サピエンスが渡来したのは、今から38000年前と言われています。
その頃の日本列島は、ユーラシア大陸と繋がっていた北海道を除いて他の地域は海に囲まれていました。
ということは、38000年前の人類がすでに高度な造船技術を持っていたのではないかと考えざるを得ないのです。
縄文時代以降の遺物は数多く出土されています。
しかし、それより前の時代のものはほとんど風化してしまっていて、石器ぐらいしか発見されないので、よく分からないというのが本質なのだろうと思います。
沖縄県南城市にあるサキタリ洞遺跡では、およそ2万3000年前の旧石器時代にあたる地層から、装飾用とみられる長さ1センチほどのビーズのように加工された貝殻が見つかっています。
その一部には、顔料で塗られた赤い部分があります。
旧石器時代の人々は顔料を作る技術を持ち、装飾品で身を飾る豊かな文化を備えていたのです。
さらに、この遺跡からは貝製の見た目にとても美しい釣り針も発見されています。
私は、旧石器と言われる時代からすでに農耕があり、縄文土器に引けを取らないアートもあったのだろうと考えています。文字もあったのではないでしょうか。
それは日本だけではなく、世界各地にそのレベルの文明があったのではないかと思うのです。
そして、そのような文明の起源はレムリアやアトランティスにあると考えます。
また私は、旧石器時代の遺跡から出てくる石器の中には、斧やナイフや矢じりといった生活のための道具以外に、神器として祭祀に使われていたものも数多いのではないかと考えています。
私がそのように考える根拠のひとつは、私がリーディングで使用するパワーストーンと大きさや形が非常に良く似ているものが出土されていることです。
旧石器遺跡を発掘すると、小さい石がジャラジャラとたくさん出てきます。いくつかの石が等間隔で並んで出てくることもあります。
秘密のレシピのため写真ではお見せ出来ないのですが、私も小さい石をたくさん所有しています。
現代では一般的に石をアクセサリーとして使用する場合には機械を使ってつるつるに磨き、小さな石でも綺麗な円形や楕円形などにします。しかし、そのように加工された石にはほとんどパワーが残っていません。
石をリーデングやヒーリングのために用いる場合には、機械を使わずに手で磨く必要があり、また必ずしも形を整える必要は無く、尖った形のままで使用することもあります。
石器が祭祀に使われていたと私が考える別の根拠もあります。
驚くべきことに、神津島産の黒曜石を使った石器が、伊豆半島や房総半島、さらに遠くシベリアなどでも発見されているということです。
それは、黒曜石が大量に採掘されて広く輸出されていたことを意味しています。
刃物として使えそうな石ならば他にいくらでもあるはずなのに、なぜわざわざ太平洋の荒波を越えて神津島まで黒曜石を採掘しに行っていたのでしょうか?
実は、黒曜石とは邪気から身を守り、ネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変える力のある貴重なパワーストーンなのです。
レムリアの人々は石にエネルギーが宿っていると考え、石を使用してリーディングをしたり祭祀を行っていました。
日本にも、古くから磐座(いわくら)信仰というものがあります。
太平洋からインド洋にまたがる広大な大陸に栄えていたとされるレムリア文明。
それは、テクノロジーと自然とが融合する高度な文明を持っていたと言われていますが、アセンションの最終段階にあと一歩のところまで迫りながらいったん幕を閉じました。
その一部の人々が世界各地に散らばり、日本ではその魂と精神が旧石器と言われる時代から縄文時代の人々へと受け継がれ、私たちのDNAの中に刻み込まれているのです。
(やしろたかひろ)
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